ビジネスジャーナル > 社会ニュース > 東電の社外取締役は「経産省のスパイ」!?  > 2ページ目
NEW 2012.07.27 02:29 2012.06.20 20:00
社会
新体制はガバナンス不全

東電の社外取締役は「経産省のスパイ」!?

【この記事のキーワード】,

　経営改革チームを率いる嶋田氏が主導した「カンパニー制」の導入については、将来における発送電分離につながるとして世評は高い。しかし、発送電分離に強硬に反対する東電側の意向を汲んだ嶋田氏が、カンパニー間の協業を大幅に認めた結果、「各カンパニーの責任の所在があいまいで、コスト意識などは以前のまま」（前出の記者）であるという。

　今回の新体制では、社外取締役の大半が嶋田氏に同調すると見られ、経営陣が二手に分かれて半目し合う可能性も否定できない。そうした状態に陥れば、2年で黒字化という計画は、絵に描いた餅となってしまうだろう。
（文＝東田夏美）

BusinessJournal編集部

Business Journal

企業・業界・経済・IT・社会・政治・マネー・ヘルスライフ・キャリア・エンタメなど、さまざまな情報を独自の切り口で発信するニュースサイト

Twitter: @biz_journal

Facebook: @biz.journal.cyzo

Instagram: @businessjournal3

ニュースサイト「Business Journal」

東電の社外取締役は「経産省のスパイ」!?のページです。ビジネスジャーナルは、社会、, の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ！

RANKING

11:30更新
  • 社会
  • ビジネス
  • 総合
  1. 有吉弘行の叔母、記者の直撃取材で骨折・死亡…自宅チャイム鳴らしたメディアの法的責任有吉の叔母、記者のせいで骨折・死亡
  2. 揺らぐ宝塚歌劇団、イジメ報道の真風涼帆が涙で語った釈明…内部に渦巻く不満宝塚、イジメ報道の真風涼帆が涙
  3. 小泉進次郎の“人妻不倫”に永田町で同情が集まる理由…「40歳までは遊び倒す」発言小泉進次郎“人妻不倫”に永田町で同情
  4. 成田空港のど真ん中に民家？
  5. 慶應幼稚舎～大学まで2500万円？
  6. SAPIXの意外な実態
  7. ７５歳以上、２０００万人突破
  8. 山本太郎のフィクサーがひき逃げ被害
  9. 本当は怖い「まんが日本昔ばなし」
  10. マイナカード窓口職員の疲弊は限界

社会最新記事

７５歳以上、２０００万人突破＝総人口１３年連続減―総務省
2024.04.14 15:43
慶應幼稚舎～慶應大学まで学費「計2500万円」はコスパ悪い？安い買い物？
2024.04.13 17:20
地方の国立大学（旧帝大）、東京圏の合格者急増→地元人は減少…教育格差が鮮明
2024.04.06 17:30
徳島県が8億円で学校にタブレット配布→学校側の不適切な保管で半数が故障か
2024.04.02 18:30