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【3】芸能マネージャーが選ぶ”本当に働きたい”芸能プロ

芸能マネージャー「バーニングは防弾チョッキ必須!?」

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『「芸能ビジネス」を創った男
ナベプロとその時代』(新潮社)
 大手から中堅まで、男女5人の芸能マネージャーが集結。給与、勤務時間、仕事量、抱えているタレントの質、芸能界における力の発揮しやすさ、さまざまな観点から「オレらが本当に働きたい芸能プロ」「本当に働きたくない芸能プロ」を徹底検証!!

[座談会参加者]
A...中堅プロダクションマネージャー
B...大手プロダクションマネージャー
C...中堅プロダクションマネージャー
D...小規模プロダクション代表
E...大手プロダクションマネージャー

 芸能マネージャーにとって、働きやすい会社とはどんなところだろうか? 売れっ子を多数抱えている大手事務所か、それとも小規模で家族的な事務所か。やはり芸能界のドンがいるあの事務所か......? 素人から見ると、大手芸能プロのほうが給料も高く、いい仕事がたくさん舞い込んでくるのではないかと思われるが、実際はそうとは限らないようだ。現役マネージャーが選んだイチオシ芸能プロは、実はあの会社だった!

A 私が嫌いな事務所は、上戸彩や米倉涼子らが所属するオスカープロモーションだな。とにかく、古賀誠一社長が自分のお気に入りをゴリ押ししている印象がある。マネージャーも、社長に気に入られないとすぐに配置替えされるという噂だし。社長の言うことは絶対だから、下の人間は大変だと思うな。

B 武井咲のプッシュの仕方はすごいよね。確かに彼女は逸材。あんなに無理やり仕事を入れられても、消耗しないなんてすごいよ。とはいっても、あの売り方はオスカーならでは。たとえば中谷美紀や竹内結子ら多くの女優を抱えるスターダストプロモーションだったら、逆に露出を控えて希少性を高める......なんて方向でいくんだろうけど。

C スターダストといえば、ももクロ(ももいろクローバーZ)の人気が沸騰してるね。その割にはあのユニット、ビジネス的にそこまでうまくいってるわけじゃないって聞いたことがあるんだけど、実際はどうなんだろう? スターダストの細野義朗社長は元オスカー。業界では、石を投げれば元オスカーに当たる。底辺からトップまで、オスカー出身者は多いよね。

D スターダストは、以前はオスカー同様ワンマンっぽい印象があったけど、最近はそうでもないな。各部署のチーフマネージャーが、すごくしっかりしているイメージがある。なにせももクロなんて、細野社長のあの古い感性からは絶対に出てこないでしょ(笑)。

E 吉本興業はどう? 夜中の2時から会議、なんてことが普通にあって、ビックリするよね。マネージャーひとりで10人近くの人気タレントを担当しているなんてざらだから、各タレントの現場に来るなんて基本的にないんだけど、それでもめちゃくちゃ大変そう。あまりの激務に、すぐ辞めるマネージャーも多いよね。

D 激務でも、「ノウハウを学んで独立する」とか、目標を見つけてモチベーションが保てればいいんだろうけどね。なんせこの業界、新陳代謝が働きにくい。老舗プロは、もっと若い力を生かせるように、解体して世代交代したほうがいいと思う。氷川きよしらが所属する演歌系芸能プロ・長良プロダクションの長良じゅん会長が先日亡くなったから言うわけじゃないけど、こういった芸能界の黒幕たちが亡くならないと新陳代謝が起こらないなんて、業界としてちょっとおかしいと思うな。