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ドカ貧のベスト電器買収にメリットなし

敵はジャパネット? ヤマダ電機会長、ジリ貧の焦り

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 今期のベスト分の業績を加算しても売上高は2兆円をわずかに上回るだけ(2兆653億円)。売り上げ3兆円の達成どころか、2兆円の死守さえ、そう簡単ではない。

 かつて売上高日本一を誇ったベスト電器やコジマは、強力なリーダーシップを持った創業者がリタイアしたことにより買収される側になった。藤沢昭和・ヨドバシカメラ社長は76歳。ヤマダ電機の山田昇会長は69歳だ。ここにも山田会長の焦りが透けて見えてくる。ヤマダは時間との戦いに突入した。
(文=編集部)

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