3割も節税できちゃう!?“今すぐできる”賢い年金活用術

＜自営業者のケース＞

　一方、自営業者の拠出限度額は、1カ月に6万8000円。国民年金の保険料を払っているというのが条件だ。公的年金の少ない自営業者は、掛金の拠出限度額を高めに設定されている。

　しかし、確定拠出年金にはデメリットがある。それは、自分のお金であっても自由に引き出すことができないということ。老後の年金や退職金として受け取ることを条件に、節税効果を得られるが、中途解約は制限されている。無理のない金額を決めて、節税のメリットを受けながら積み立てていこう。
（文＝横山由理／フィナンンシャル・プランナー）