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アメリカではスポーツショップで銃が買えちゃう?

NYで多発する発砲事件は、安全な街のしるし!?

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 実際、ニューヨークに15年ほど在住している筆者も、街中で警官と軍人以外が携帯する銃を目にしたことは一度もない。マンハッタンにも射撃場はあり、そのような特定の場所以外で銃を見かけた経験はない。

 これが一旦マンハッタンを離れ他州に足を延ばせば、合法非合法を問わず、拳銃からライフルまでさまざまな銃器を目にする機会が一気に高まる。ニューヨークであるために、そもそも持って歩いているだけであっという間に警官に囲まれ、指示に従わなければ問答無用で発砲されて終わりとなるだろう。

 ニューヨークはニューヨーク。米国の典型とは一線を画する街である。
(文=田中 秀憲/NYCOARA,Inc.代表)

●田中 秀憲(たなか・ひでのり):NYCOARA,Inc.代表
福岡県出身。日本国内で広告代理店勤務の後、99年に渡米独立。04年、リサーチ/マーケティング会社、NYCOARA, Inc.を設立。官庁/行政/調査機関/広告代理店などのクライアントを多く持ち、各種調査や資料分析などを中心に、企画立案まで幅広い業務をこなす傍ら、各メディアにて寄稿記事を連載中。小泉内閣時代には、インターネット上での詐欺行為に関するレポートを政府機関に提出後、内閣審議会用資料として採用され、竹中経済産業大臣発表資料の一部となった。

BusinessJournal編集部

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