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学生や商店と共同で商品を開発し、独自に放射能検査も実施

ローソンの挑戦、東北復興を目指し地元業者とビジネスを展開

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「地元業者はみな、中小ですから、なかなか十分な検査ができないと思われがちです。そこでローソンが国の基準よりも厳しい独自の基準で検査し、そうした問題も払拭しようと考えたのです」(同)

 その上で、ローソンの東北6県の店舗で15万個を販売、これもまた、ほぼ完売している。
 
 次にローソンが取り組んだのが、福島県の復興だった。同県は、風評被害で困っている。これを何とかしなければ、東北復興にはつながらない。

 そこで同県の農業復興の企画が立ち上がった。福島県産桃「あかつき」のジャムを使ったオリジナルパン、「まるで桃パン」だ。約60万個を、関東1都6県、東北6県、甲信越3県で販売するという。しかし、まだまだ同県に対する偏見は強い。それをローソンは払拭できるのか? 東北復興は可能なのか? 

 ローソンの挑戦は続く。
(文=松崎隆司/経済ジャーナリスト)

BusinessJournal編集部

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