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自民党大物代議士の秘書、三重の公共事業をめぐる“不可解な”口利き疑惑

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「そこで、当時このB秘書が一計を考じた。吉津港は、50年ほど前に台風で被害を被ったことがあった。津波対策として防波堤をつくれば、港を『積出港』として使うこともできる。地元の建設業者を使えば、地元も潤うし、漁業関係者も整備された港のほうが都合がいいと説得したんです」

と、このB秘書と町との仲介役を果たしたという男性は言う。

 そこで、町役場に急遽「三重県伊勢町吉津港津波対策等研究会」が立ち上げられた。

 次回は、その研究会に関連した不思議なペーパーについて、詳しくみていく。
(文=横田由美子/ジャーナリスト)

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