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老朽化の東京都庁に780億円!? 公共事業バブルでゼネコン倒産続出?

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 公共工事バブルが「蜃気楼」になりそうなのは、コスト高の直撃を受ける企業だ。リストラで作業員が大きく減ったにもかかわらず、土木工事急増に伴い求人が増加。人手不足のためにコストが急上昇している。また、高台移転に使われる盛り土も不足し、資材不足になっているのだ。

 これから自民党の国土強靭化計画で、全国で公共工事が始まるが企業の規模によってはコスト高で、利益が思うように出せず、資金繰りにあえぐ企業が出始めるのではないかという(記事『国土強靭化のボトルネック ゼネコン襲う人手・資材不足』)。とくに苦しいと目されるのが「関西地盤・中堅・建築主体」の三拍子揃ったゼネコンだ。復興工事の大半は東北の土木工事、その恩恵がないままにコスト高に見舞われてしまうからだ。破たんに追い込まれてしまうゼネコンが出てきかねないという。
(文=松井克明/CFP)