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轟音ギターノイズと甘美なメロディの融合――マイブラはいかにして「伝説」となったか

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【リアルサウンドより】

 今回は今年22年ぶりの新作を突如発表し、今年だけで3度目の来日が決まっているマイ・ブラッディ・ヴァレンタイン(通称マイブラ)を取り上げます。爆音で鳴らされる激しいノイズ・ギターと、甘美なメロディを融合した、いわゆる「シューゲイザー」の筆頭格です。

 マイブラは1984にアイルランドのダブリンで結成されていますが、当初はあまり特徴のないサイコビリー〜ガレージ・バンドでした。しかしバンドの名付け親だった初代ヴォーカリストが脱退し、ギタリストのケヴィン・シールズがボーカルとなって、ベリンダ・ブッチャーやデビー・グッキといったメンバーが相次いで加入して音楽性が変わり、1988年に発表されたこの曲でシーンに大きな衝撃を与えます。現在でもライブでは必ず演奏される代表曲。終盤のノイズ・パートを激しく拡大し、耳をつんざくような轟音で鳴らされる、通称「ホロコースト・タイム」は彼らのライブの最大のクライマックスであり、ある意味でマイブラそのものと言えます。

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