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任天堂、故・山内前社長の歴史から透ける、任天堂躍進の秘密と成長神話への陰り

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 山内は常々こう語っていた。「アイデアが枯渇して、何をしていいのかわからなくなったら、社業をやめなきゃしょうがないよね」。娯楽屋人生を歩んできた山内の凄みが、この言葉に表れている。

 また、個人としては、92年、大リーグ、シアトル・マリナーズの筆頭株主になり、イチロー選手の活躍でオーナーとしての存在が脚光を浴びた。「イチロー獲り」はオーナーだった山内が直接、指示したといわれている。

「ニンテンドーDS」用のソフトが絶好調で、07年10月に任天堂の株価は7万円を突破した(7万3200円)。これが上場来高値で、この記録は破られていない。この時、時価総額は10兆円を超え、トヨタ自動車、三菱東京UFJ銀行に次ぎ第3位。山内の当時の持ち株は1416万株。時価総額は、07年10月の最高値で計算すると1兆円を超えた。だが、9月18日時点、任天堂の株価は1万930円まで落ちている。現在の同社が置かれた状況について、山内はどのように受け止めていたのだろうか。
(敬称略、文=編集部)

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