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ワーキングマザーのリアル〜出産後4カ月で営業の最前線復帰、支援充実させる会社の挑戦

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DACグループのピーアール・デイリー社の大竹由美子さん(撮影=山本宏樹)

 人生の転機となる妊娠・出産。特に多くの女性にとっては、これまで積み上げてきたキャリアと向かい合うきっかけとなる。それまでと同じように仕事を続けるのか、それともキャリアアップの道を諦めるのか……。女性の社会進出が進みつつあるとはいえ、まだまだ育児と仕事の間で悩まされる女性は多い。

 デイリースポーツの関連会社、DACグループのピーアール・デイリー社、大竹由美子さんも、そんな1人だ。広告代理店のしかも営業職という立場にありながら、彼女は昨年末に男児を出産し、わずか4カ月で復職を果たした。

 いったいどのようにして、母親とキャリアウーマンという2つの顔を両立させているのだろうか? その裏にある家族の協力と、会社の支援制度、そして本人の努力をうかがった。

--大竹さんは新卒で入社し、今年が9年目ということですが、どうしてDACグループに入社しようと考えたのでしょうか?

大竹由美子さん(以下、大竹) 大学時代は教員になろうと考えていて、教育実習にも参加していましたが、すぐに教員になることは難しいと判断、まずは、視野を広げるためにも、社会を知っておいたほうがいいのではないかと思い、就職活動を行ったんです。たまたま、「デイリースポーツ」という名前が有名だったので、DACの説明会に参加しました。ミーハーですよね(笑)。

--広告代理店に入りたいという憧れがあったわけではなかったのですか?

大竹 そうですね。また、大学時代にはスキューバダイビングをやっていました。サークルというよりも部活に近い感じ。海で泣きながら校歌を歌ったり、真冬の海に潜ったり(笑)。厳しいながら、良い仲間に恵まれ、温かい家族的な生活を4年間送ってきました。

 DACグループの説明会でも、その家族的な温かさを感じたんです。はたから見ると恥ずかしい部分もあるかもしれませんが、社員が誇らしげにイキイキと話していたことが印象深かった。また、女性が活躍していたことや、海外研修や富士登山研修などユニークな研修が用意されており、仕事以外にもいろいろな経験ができることに魅力を感じたんです。

●人前で話すのが苦手なのに営業職に

--大竹さんの業務は、具体的にどのようなものなのでしょうか?

大竹 求人広告の営業です。企業に電話でアポイントを取って、採用のニーズがあれば、どういう人が欲しいのかというヒアリングをし、そこに合わせた採用プランを提案する。実は、もともと営業がとても不得意だったんです。赤面症なので人前で話すのは苦手ですし、電話も一時はテレアポ恐怖症になるくらい嫌いでした……。