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サイゾー12月号の"ナナメ読み"と"読みドコロ"

「整形大国」は韓国よりも日本!? 芸能人と整形のカネと倫理学

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――毎月さまざまなタブーに斬り込む月刊誌「サイゾー」では「整形」のタブーを徹底解剖。カミングアウトする芸能人なども増えていますが、まだまだ芸能界のブラックボックスとして扱われている美容整形の賛否や正当性を考察しつつ、倫理学、社会学、歴史学的な見地で「整形」のタブーに挑みます。そんなサイゾー12月号第2特集「芸能人と整形の倫理学」の読みドコロを(手前味噌ですが)レクチャーいたします!

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「NAVERまとめ」などでは、芸能人の過去の写真と現在の写真を比較する"検証まとめ"が多い。

 ネットでアイドルや女優の名前を検索すると、よく出てくる第2検索ワードが「整形」。普段の会話でも「誰々は整形している」なんて噂話を聞くこともある。これらは明らかにネガティブなイメージで「整形」をとらえているが、「美レンジャー」の記事によると、「美容整形に対するイメージ」を調査したところ、(美容整形を)「良いこと」と回答したのは合計で23.8%、一方「良くないこと」と回答したのは合計で30.7%だったという。ネガティブなイメージでとらえている人の割合は意外と少ない。

 実際の日本での美容整形件数は、「整形手術は神への冒涜か――その倫理観」によると「日本国内の美容整形件数については、全国的な統計は存在しないが、ISAPS(国際美容形成外科学会)が発表した調査結果によると、2011年の日本の美容整形件数は世界4位。人口1000人あたりの数値となると、「整形大国」と言われる韓国がトップに踊り出るが、純粋な件数で見ると日本が韓国を上回っているという実態がある」という。このISAPSの資料によると、国別美容整形件数は、1位がアメリカ、2位がブラジル、3位が中国、4位が日本で、「整形大国」と言われる韓国は7位になっている。

 では、「整形大国」と言われる韓国の実情はどうなのか。「報道から探る整形大国の賛否と韓国が"美容"を推進する道理」によると、「英国の経済週刊誌『エコノミスト』が国際整形医学会の報告書を引用し、2011年の人口対比の整形手術回数において、韓国が世界第1位だった」と報じた。また、「記事によると2011年の韓国において、人口1000人当たり、13人、すなわち77人中1人が整形手術を受けている計算になる」とも。さらに『エコノミスト』の記事では、「ソウルなどの都市部の女性は5人に1人が整形手術を受けているとのデータ」もあるというので驚く。

 また、日本と韓国との大きな違いとして、同記事では「韓国では有名女優やアイドルの整形告白があまりにも多い」という。その具体例として少女時代が挙げられ、「彼女たちの過去と現在の写真を取り上げ、整形をした、していないとの信ぴょう性の薄い記事が発端となり、本当に整形したと報じられたことも一度や二度ではない」とも。さらに、昨年のミスコリアが公の場で、整形手術を受けたことを告白したという。

 日本の芸能人の美容整形について、「貸すことはあってもカネは出さない! 芸能マネが語る『タレントの美容整形』」によると、美容整形の費用について「長期的に売り出していきたいと事務所が考えている逸材だったら負担するケースがあるかもしれないけどね。でも、基本的には自腹」という。先日、名古屋国税局から個人事務所の申告漏れを指摘されて以降、芸能活動を休業していた板東英二が、「カツラは経費で落ちるが、植毛は美容整形と同じで経費で落ちないことがわかった」と語ったが、タレントが多額のお金をかけ美容整形をしても経費では落ちないということか。

 また、事務所が負担した具体例として「手術前に歯列矯正した能年玲奈」の名前が挙がっている。さらに、整形疑惑の目がよく向けられる元AKB48の板野友美や釈由美子は「もはや事務所がコントロールできない」のだとか。

「整形手術は神への冒涜か――その倫理観」によると、そもそも「美容整形の手術は『美貌』を目指して生まれたのではなく、再建手術という「修復」を目的に発展してきたもの」だという。

 新聞は「美容外科に関する報道を自主規制して」いて、「雑誌メディアでも美容整形のネガティブな話題はさほど多くない」ということなので、「月刊サイゾー12月号」の第2特集「なぜ美容整形は"叩かれる"のか? 芸能人と整形の倫理学」を読めば、美容整形の裏側がのぞけるかもしれない。