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異色の“雑談”集団が書籍を出版~「太鼓もち」「ブスをほめる」を勧める狙いとは?

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–会社や社会において、人間関係に悩むビジネスパーソンに対し、一言お願いします。

トキオ 一番よいのは、「イヤなことはやらない」です。「悩む」のは、当然イヤなことですから、ご法度。ブスをほめたり太鼓を持ったりするのは、「悩まない」=「イヤなことをやらない」ための方策にすぎません。ですから当然、ブスをほめたくなければほめなくてもよいですし、太鼓を持ちたくなければ持たなくてもよいのです。とはいえその場合、人間関係の問題はまるで解決しません。そもそもが、やるべきことをやっていないのですから、「人間関係に悩む資格がない」とも言えます。ということは、「人間関係に悩んでいるのにブスをほめない人」=「人間関係に悩む資格がないくせに悩んでいる人」となります。悩むならほめる、ほめないなら悩まない–ビジネスマナーの鉄則です。

–ありがとうございました。

『正しい太鼓のもち方』では、例えば「無責任上司」を「尊敬する人は、尾崎豊、キングカズ、ジョン・レノン、○○(上司の名前)さんです」と持ち上げ、「ジコチュウ上司」と乾杯する際には「○○さんと乾杯したら、味、全然違いますね」と清々しいまでに太鼓もちになるセリフを多数収めている。しかも、セリフだけでなく、上司のタイプの見分け方から対処法、その上司から学ぶべき点などをユーモアを交えて紹介している。

 他にも、飲み会に誘われた時に「行ったら、絶対楽しくて帰りたくなくなっちゃいます」などと上手に断るテクニック、上司をうまく持ち上げて調教する技など、会社で人間関係に苦悩するビジネスパーソン諸氏がすぐに使えて役立つフレーズが、見やすいイラストと共に盛りだくさんに収録されている。

 この本を活用して、社内の潤滑油となるべく太鼓もちになってみてはいかがだろうか?
(構成=マサミヤ)

 今回紹介した『正しい太鼓のもち方』『正しいブスのほめ方』は宝島社より税込980円にて発売中です。

 また、“ハンサムなおしぼりの開け方”“セクシーなネクタイの外し方”といったビジネスシーンや合コンで使える男のかっこいいキメ技を解説しているトキオ・ナレッジの新刊『なぜかハンサムな人の所作とマナー』(宝島社、税込980円)も発売中ですので、手に取ってみてください。

●トキオ・ナレッジ
誰でも知っていることはよく知らないけれど、誰も知らないようなことには妙に詳しい知識集団。弁護士、放送作家、大手メーカー工場長、デザイナー、茶人、フリーライター、シンクタンクSE、イラストレーター、カメラマン、新聞記者、ノンキャリア官僚、フリーターらで構成される。著書に『正しいブスのほめ方』『正しい太鼓のもち方』『スルーする技術』『なぜかハンサムな人の所作とマナー』(ともに宝島社)など。書籍制作にあたる主なメンバーは以下の5名。

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時雄那 零児 テーマカラー:レッド
内容・ヴィジュアル・文章ともにハイクオリティな活字作品の企画から制作までを一貫して行い、まあまあニッチなマーケットに向けて提供していくコンテンツ・プロバイダー、Production G.B.勤務。現職を活かして企画・構成などを担当。
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溝端 隆三 テーマカラー:ブルー
テレビ・ラジオ・舞台・ネタの構成、脚本から書籍など文字に関することなら何でも引き受けるメガネ放送雑家。関西弁を使わない関西人。得意分野はホラーとお笑いと愛想笑い。自称「ほめフレーズ研究、太鼓持ち研究の第一人者」。
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川崎昌平 テーマカラー:イエロー
1981年生まれ。埼玉県出身。東京藝術大学大学院先端芸術表現専攻修了。作家。美術評論のかたわら、若年層の労働問題などにも取り組む。著書に『知識無用の芸術鑑賞』『ネットカフェ難民』(ともに幻冬舎)などがある。
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福田フクスケ テーマカラー:グリーン
在学中にぴあコラム大賞を受賞し、Production G.B.勤務を経てコラムニストに。知識人への真面目なインタビューから、悪ふざけ全開の失笑コラムまで、節操のない芸風が持ち味。本人のモテ度とは裏腹に、なぜか女性向け媒体の仕事が多め。いつまでも若手感を出していきたい30歳・崖っぷち。
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栗生ゑゐこ テーマカラー:ピンク
自宅清掃員の傍ら書籍・雑誌・WEB・広告等にイラストを提供するイラストレーター。つくば生まれ研究学園育ちのネオ市民だが大学は文化系、卒業後にデザイン学校で学び、今は理系メガネに憧れる。シュールとかわいいの狭間に生まれるキャラクターの制作が得意。

BusinessJournal編集部

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