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スペースシャワーTVの25年 名物プロデューサーが振り返る「音楽好きの素人たちの挑戦」

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「スペシャが選ぶ200曲」は、12月29日~1月5日にかけて日に2時間づつオンエアされる。

【リアルサウンドより】

 スペースシャワーTVが開局25周年を記念して、12月1日に特別企画「スペシャが選ぶ200曲」をオンエアした。番組では、きゃりーぱみゅぱみゅBiS、小沢健二、くるり、忌野清志郎、BUMP OF CHICKENサカナクションなど、ヒットチャートを単純に追うのとは一味違う、独自の審美眼で選ばれたアーティストのMVが並び、スペースシャワーTVならではのポップ・ミュージック史を辿った。今や音楽好きが楽しむ放送局としてすっかり定着しているスペースシャワーTVは、そのカルチャーをどのようにして育んできたのだろうか。開局直後から番組作りに携わってきた沢田房江氏(現ゼネラルプロデューサー)と、石田美佐緒氏(現エグゼクティブプロデューサー)が、同局の歩みについて語った。

――スペースシャワーTV開局当時、80年代のMTVブームでビデオクリップが普及していく中で、それをさらに掘り下げる専門局ができた、という印象でした。設立趣旨はどのようなものだったのでしょうか。

沢田: アメリカでMTVが盛り上がっている中、「日本でも音楽の専門チャンネルを」と立ち上げたのが1989年でした。真の音楽ファンが満足できるような良質な音楽を伝える純粋な音楽チャンネルにしようと。

石田: 当時の日本ではバンドブームの最中で、またJ-WAVEをはじめとするFMラジオ局が立ち上がって、音楽界全体が大きく変わった時期でもあります。また、伊藤忠商事をはじめとする大手商社が衛星ビジネスに出資していて、衛星放送のチャンネル(ソフト事業者)を募集していました。そんな中、日本初の音楽専門チャンネルとして会社が立ち上がったんです。

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