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鮫肌文殊と山名宏和、と林賢一の「だから直接聞いてみた」 for ビジネス

資源ごみ回収で、自治体の収入金額はおいくら?なぜ金額非掲載?世田谷区に聞いてみた

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「資源とごみの分け方・出し方」案内チラシ(「東京都世田谷区 HP」より)
 この連載企画『だから直接聞いてみた for ビジネス』では、知ってトクもしなければ、自慢もできない、だけど気になって眠れない、世にはびこる難問奇問(?)を、当事者である企業さんに直撃取材して解決します。今回は放送作家の山名宏和氏が、気になる資源ごみ回収にまつわる疑問について迫ります。

【今回ご回答いただいた企業】
 東京都世田谷区役所様

 筆者の在住する東京・世田谷区から、資源ごみ、特に古紙は前日の晩には出さず、当日午前8時までに出してください、とのお達しがあった。前の晩に出しておくと、夜中に古紙を盗む人がいるからである。僕も何度か、資源ごみ前日の深夜にごみ集積所付近に止まる不審な軽トラックを見かけたことがある。

 しかし事情はわかるが、朝の遅い筆者としては、できることならごみは前の晩に出してしまいたい。そもそも区に回収されようが、不正な業者に持っていかれようが、最終的にリサイクルされることには変わりない。正直なところ、別に盗まれたっていいじゃないか、と思っている。

 区が資源ごみの盗難を防ぎたいのは、それが区の収入になるからだ。古紙など二束三文だろうが、世田谷区全体では膨大な量になる。それを売却すれば、かなりの金になるはずだが、1年間でいったいいくらぐらいの収入になっているのだろうか。

 気になったので、世田谷区のホームページなど、それらしい情報が載っていそうな場所を探してみたが、見当たらない。これは直接聞くしかない。

 そこで、世田谷区役所リサイクル事業課様に直接聞いてみた。

「資源ごみの回収による収入金額は、年間いくらぐらいになっているのですか?」

担当者 昨年の数字を申し上げますと、缶類で約1億4000万円、古紙類で3億4000万円、瓶類で3000万円くらい。加えて、最近ですと不燃ごみ・粗大ごみ類も資源化をしてますので、これら2つを合わせて2400万円くらいです。

--ペットボトル類では、どれくらいですか?

担当者 キャップが30万円くらいで、本体のほうは純粋な売り払いというかたちではなく処理金になってきますので、1億3000万円くらいになります。

--こうしたリサイクルの収益は、何に使われているのでしょうか?

担当者 基本的には、回収したものは売り払いをして、区の歳入として取り込みまして、区全体で後方支援をしていく感じになりますね。

(なるほど。ここまでは明快な答えなので、もう一つ、気になっていることを聞いてみた)