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ジャニヲタはツラいよ?多数の見えざるルール、犯すと総攻撃?ヤラカシ、はがし伝説…

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「Thinkstock」より
 先日、「週刊文春」(文藝春秋/4月10日号)で大きく報じられた、ジャニーズJr.岩本照のファン傷害事件。昨年11月に20代の女性ファンが岩本に顔面を殴打され、手術するほどの大ケガを負ったことが明らかになった。この事件が報じられた当初は岩本に非難が集中したが、被害女性が度を越した追っかけ行為をする“ヤラカシ”であったこと、SNSで「暴力を振るわれなすぎてちょっと寂しい」といった発言をしていたことが明らかになり、一気に風向きが逆転。メディアはこぞって、ヤカラシや行き過ぎた行為が目立つジャニーズファンを問題視するようになった。

 しかし、ヤカラシやマナーを守らないファンは、全体から見ればごく一部の人たちでしかない。

 そこで今回は、マナー遵守のために涙ぐましいほどの努力をしているファンの実態を、“ジャニーズファンのあるある本”『ジャニヲタ談話室!』(みきーる著、二平瑞樹漫画/イーストプレス)を例に見てみよう。

 岩本事件の被害者ではないが、ファンが注意しなくてはいけないのがSNSでの発言。特に、コンサートや舞台のチケット当落については非常に神経を使うもの。人気絶頂の嵐やメンバーの誕生日にぶつかった公演は倍率が高く、無邪気に当選を報告すると、理不尽な言いがかりをつけられることも多い。本書では気をつけるべき例として、「外れた人は、愛が足りなかったんじゃないの?」「倍率低かったのかな?」などの無自覚な自慢ツイートに注意を促している。誰かの怒りを買わぬよう、うれしいときこそ自制心が求められるのだ。

●ファンの間に存在する“見えざるルール”

 自制心を求められるのは、“現場”でも同じこと。日生劇場、シアタークリエなど比較的小さな劇場で行われる公演では、タレントが通路を通る時に、通路席のファンは触れ合えることもある。しかしそこで注意したいのは、通路から2席目の人たち。タッチするときは、「通路側の人の目の前に手を出さず、斜め前方に伸ばす」など回りの人の観劇の邪魔にならないようなこまやかな配慮が、気持ちのいい観劇には必要になってくる。

 また公演やイベントの中で、抽選の結果、ステージに上がることになった場合も“見えざるルール”がある。「ドヤ顔の禁止」「自分からタレントにボディタッチしない」のはもちろんとして、気をつけたいのは、質問コーナーでの振る舞いだ。死んでも言っていけないのが、「『ミカ、大好きだよ』って言ってもらえますか?」のように、質問ではなく、タレントに要求する行為だという。

ベストな質問は「『(メンバーで移動する時の)新幹線の座席割りを教えてください』など、会場みんなが楽しめる質問」と、ハードルは高めだ。

 そしてジャニーズファンにとって最も気を使う相手は、ジャニーズ事務所。急に決まった公演には、言われるがまま即日入金を実行し、抽選の結果、連続で悪い席に当たったとしても表立っては抗議せず、ファンクラブを一度退会して新規に入り直すといった控えめな作戦で切り返す。

 そんなファンが特におびえるのが、握手会の時にファンが立ち止まらないように移動を促す、“はがし”と呼ばれるスタッフ(多くの場合は女性)だ。握手会をスムーズに遂行する上で、“はがし”の存在は仕方がないように思われるが、「“はがし”が疎まれるのは、“お客様を誘導する”というよりも、“ヲタを突き飛ばして、自らのストレス発散している”かのような対応をしがちだから」という“はがし伝説”がファンの間で恐れられているのだ。憧れのアイドルを前に感極まっていると、握手もできないまま“はがし”に追いやられてしまうので、「彼の目を見て握手できたら、合格ライン」のようで、期待しすぎないことが「はがし被害」を最小限にとどめる秘訣のようだ。

 ファン同士はもちろん、事務所にまで気を使いながらヲタク活動を続けるジャニーズファンたち。何かと「ジャニヲタだから」と色眼鏡で見られることも多いが、ルールを遵守するファンが圧倒的に多いという真実も忘れてはいけない。
(文=編集部)

『ジャニヲタ談話室!』


“Jの道”はヘビー。だからこそ、やめられない!恋バナ、コンサートやネット上のマナー、お金がない問題etc.山あり谷ありなヲタLIFEをもっと楽しくするアイデア満載

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