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スポーツ紙の芸能スクープ、週刊誌からの“横取り”が横行?読者の芸能ネタ離れも

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「Thinkstock」より
 ビッグダディ再婚、ダルビッシュ有とフジテレビアナウンサー・加藤綾子の熱愛、濱口優と南明奈の交際発覚……雑誌記者によれば、「今年に入り、スポーツ紙が芸能スクープを掲載する機会が増えてきている」というが、その背景には何があるのだろうか。テレビ局の情報番組デスクは、次のように解説する。

「スポーツ紙は、週刊誌のスクープ記事を、さも自社が調べて書いたかのように報じる。スクープ記事というのは、労力はもちろん、お金もつぎ込んでようやくつかめるもの。それを横取りしているのですから。特に最近ではスポニチ(スポーツニッポン)がひどいですね」

 では、ここでいうスポーツ紙の「横取り」とは、具体的にはどのように行われるのであろうか?

「週刊誌から記事内容について事実確認を受けたタレントの所属事務所が、週刊誌が発売される前にネタをスポーツ紙に流して、イメージの良い記事を掲載してもらうという流れです。背景には、スポーツ紙の芸能記者の取材力が、ここ数年で格段に低下していることや、特にスポニチは他紙と比べて芸能記者の人数が少ないという事情もある」(同)

 こうした芸能スクープを重視するスポーツ紙の動きを尻目に、ここ最近、週刊誌が「芸能ネタ離れ」の方向にシフトしている動きもみられるようだ。

「以前とは違い、芸能人のゴシップ関連のスクープ記事を掲載しても、販売部数的に効果がなくなってきており、むしろ社会ネタなどでインパクトの強い記事を数本掲載したほうが売れる。まさに読者が興味を持つ対象が変わってきていることの表れではないでしょうか」(週刊誌記者)

 近い将来、これまで芸能スキャンダルを売りにしてきた週刊誌やスポーツ紙から、芸能記事がなくなる日が来るかもしれない。
(文=編集部)