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広島・マエケン、不調&肩に炎症でも休めない事情 メジャー移籍の金銭的条件が影落とす?

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広島東洋カープ・前田健太投手(「Wikipedia」より/ぽこ太郎)
 プロ野球セントラルリーグで首位をひた走る好調広島東洋カープのエース、前田健太投手(マエケン)が23日、オリックス・バファローズ戦に先発し、3失点で負け投手になった。以前より弱点と指摘されている「序盤に失点」の癖がいまだ抜けきっていない右腕。素人目にも本調子でないことは明らかだが、これには米・メジャーリーグへの移籍のために「休めない裏事情」があるようだ。

 日本生命セ・パ交流戦が20日から始まり、この日は神戸でオリックスの絶対的エース・金子千尋と投げ合った。3失点目は、その金子にセンターオーバーのタイムリーを打たれるなど、“カープ女子”もがっかりする内容だった。交流戦前に首位だったチーム成績も、このままでは勢いが失速してしまう。翌日には、ルーキーの大瀬良大地もKOされるなど、パ・リーグ勢に叩かれまくっている。本来であれば、日程的に余裕がある交流戦で、一度先発を回避し仕切り直したいところだが、ことマエケンに関しては「絶対にNG」だという。見え隠れするのは、今オフにも実現しそうなメジャー移籍に関する条件面だ。

「マエケンは昨年、今年と上腕三頭筋のあたりの炎症を患っており、フォームがなかなか安定していない。ところが、それらを理由に先発を回避したり、ましてや一軍登録抹消となれば、メディカルチェックがとても厳しいメジャー球団と契約を結ぼうとした場合、待遇面はもちろん、球団との契約金にも大きな影響を与える可能性が高いのです。広島という球団の性質上、マエケンがフリーエージェント(FA)の権利を取得する前に、球団にもお金が入るポスティングシステムを活用して移籍させるのは決定的。それだけに、はじいたソロバンが狂うのは、本人も球団もなんとしても避けたい。だからこそ、痛かろうと調子が悪かろうと、とにかく“出続ける”ことで価値を維持し続ける必要があるんです」(球界関係者)

 日本シリーズまでの登板を考えれば、今シーズンにマエケンが投げるのは、あと18回あるかないかといったところ。その間にマエケンの右腕に故障などが起こってしまえば、元も子もない事態となってしまう。