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ASKA関連商品、オークション取引数が14倍に 取引額高騰、楽曲D/L数も急増

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CD『VERY BEST ROLL OVER 20TH』(CHAGE and ASKA/ヤマハミュージックコミュニケーションズ)
 5月17日、覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで人気男性デュオ・CHAGE and ASKAのASKA(本名・宮崎重明)が逮捕されたが、連日その続報が報じられ、衝撃が続いている。ASKAは17日未明、知人女性宅から出てきたところを任意同行され、すでにASKAは取り調べで覚せい剤の使用を供述しており、警視庁は27日、覚せい剤取締法違反(使用)容疑で再逮捕した。

 一連の事態を受け、ASKAの所属事務所は19日、CHAGE and ASKA及びASKAのCDなど音楽・映像と関連商品の販売を中止すると発表。一部作品の販売権などを持つレコード会社ユニバーサル ミュージックも同日、全CD・映像作品の出荷停止と回収を決めた。 CHAGE and ASKAの過去の累計シングル・アルバム売り上げ枚数は3000万枚以上に上るとみられており、ASKA逮捕によりレコード会社は少なからぬ痛手を受けた格好となった。

 今回の出荷停止・回収決定により、すでに一部レコード店ではASKA関連の商品が撤去され、今後、入手が困難になることが予想されるが、そのため、オークションサイト上でのASKA関連商品の取引や、音楽配信サイトでのダウンロード数が急増しているという。

 国内最大級のショッピング・オークション一括検索・比較サイト「オークファン(aucfan.com)」を運営するオークファンが、同社の分析ツール「オークファン プロ」を使用して行った調査によれば、「ASKA」というキーワードが入っているオークション取引数は、逮捕前は1日平均18件程度だったが、逮捕後の21日には同254件と約14倍に急増しているという。中でもベストアルバムの人気が高く、例えば『VERY BEST ROLL OVER 20TH』 (ヤマハミュージックコミュニケーションズ/2001年)が1万6000円、『SUPER BEST BOX』(ポニーキャニオン/1994年)が2万8000円という高値で落札される例も出ている。

 さらに、21日時点のメディアプレーヤー「iTunes」(アップル)のダウンロードランキングでは、TOP5のうち3曲をCHAGE and ASKAの曲が占める事態になっている。

 こうした現象の背景について、レコード会社関係者は次のように分析する。

「『SAY YES』や『YAH YAH YAH』などのCHAGE and ASKAの代表曲は、現在30~40代の人たちが学生時代に大ヒットしたものが多く、馴染みも深い。今回の事件が連日大々的に報道されているのを受け、過去のCHAGE and ASKAの曲を思い出し、懐かしく思い、手に入れようとする人が多いのではないか」

 事件の影響がさまざまな領域に広がる中、思わぬ“特需”が生まれた格好となっているようだ。

 ASKAはCHAGE and ASKAとして1979年にシングル曲『ひとり咲き』でデビューし、今年で活動34年を迎えるベテラン・ミュージシャンで、『SAY YES』『YAH YAH YAH』などのミリオンセラー曲も多いことから、デュオとしても、またソロでもコンサートは常に満員で、デビュー当時からの根強いファンが多いことで知られている。
(文=編集部)