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大川内麻里の著名人インタビュー連載『ここだけの話』(6月6日)

ビートきよしが語る、オフィス北野入りの真相と、相方・たけしとの不思議な“絆”

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ビートきよし
 デビューから40年以上がたった今も数多くのレギュラー番組を持ち、世界的映画監督としても知られるビートたけし。そのたけしが相方のビートきよしと組む漫才コンビ、ツービートは、1972年、東京・浅草の劇場「浅草フランス座」の芸人だったビートきよしがビートたけしに声をかけ結成された。長く不遇の時代を過ごしたが、1980年代の漫才ブームで一世を風靡したのちは、次第にコンビでの活動が減り、それぞれ単独での活動がメインとなっていった。以来、ビートきよしは舞台などを中心に活動してきたという。

 そんなビートきよしが4月、ビートたけしが率いるオフィス北野に所属することが発表されると、大きな話題となるとともに、さまざまな臆測も報じられた。

 今回はそんなビートきよしに、『這い上がるヒント~諦めなかったお笑い芸人30組の生き様』(東邦出版)の著者でお笑いタレントへの豊富なインタビュー経験を持ち、お笑いライブの主催・プロデュースも手掛ける著述家・大川内麻里が、

「オフィス北野入りの真相」
「相方・ビートたけしとの不思議な絆と、たけしへの思い」
「今のテレビ業界の裏側と問題点」

などについて聞いた。

●「よしなさい!」たけしときよしを繋ぎ続けた絆とは?

--12年に『相方~ビートたけしとの幸福』(東邦出版)を上梓されて以来、ビートきよしさんとビートたけしさんの距離がまた縮まったようにお見受けしていました。たけしさんはテレビでもしょっちゅうきよしさんのことをネタにされていましたし、たけしさんもきよしさんがご自分のことを本にお書きになられたことがうれしかったのではないでしょうか?

『相方~ビートたけしとの幸福』(東邦出版)
ビートきよし(以下、きよし) 「こんな本を出そうと思うんだけど」って、企画書と原稿を持っていったら、ノリノリで「宣伝してやるからよ」って言ってくれてたもんなぁ。俺の楽屋に2回も来てだよ。そんなこと、普段ないのに。

 コンビで片方が売れると、相手への妬みでいっぱいになるヤツもいるんだけれどさ、俺にはそういうのはないからね。個性も違えば、時代による受け入れられ方も違う。自分はその役まわりを引き受けたのだから、商売として徹底していかないとしょうがないと思うんだよ。それで売れたんだから、成功だったってことだろう。

 なんでもそうだけれど、相手を認めるというのがないと。俺は相方のことをすごいなと思ってるから、妬みもなければ、ライバル意識を持って戦う気もないよ。到底かなわないんだから。誤解している人もいるみたいだけれど、ツービートは一度も解散していない。お互い解散しようと思わなかったからね。