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大川内麻里の著名人インタビュー連載『ここだけの話』(6月25日)

ななめ45°が語る、ブーム後の芸人たちの末路、厳しいお笑い界の現在と実態

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●35歳でも“若手”芸人

--皆さんは、今年で35歳。芸歴15年目の節目の年でもあります。

岡安 Facebookなんか見ていると、同級生が「家を建てました」とか「家族で海外旅行に行きました」「ファミリーカーが納車されました」とかアップしているんですよね。会社でも役職に就いたり出世していたり、起業したって人も。

下池 一方、こっちは“若手”芸人。差を感じますよね。飯食いに行っても、金持ってるし。違う道を歩んでいるわけだから勝負するわけでもヘコむわけでもないけれど、がんばらなきゃなって。

岡安 同級生がそれくらいの感じだってことに驚くし、感動しますよね。

土谷 ああ、自分たちもそんな年齢なんだ、って。周りが芸人ばかりだと、世間一般の感覚との間に溝ができてしまって、自分たちがそういう年齢だということに気付かないんですよね。

岡安 大人だなって、現実を見せられる感じ。この春は、子どもの入学式の写真も目立ちました。

土谷 見るなよ、Facebook。ヘコむから。

下池 でもあれはみんないいところだけ、がんばっているところだけを見せるから、いい刺激にはなるよね。僕もがんばらなきゃなって。ただ毎日見すぎるとしんどくなるかも。たまに見て、刺激もらうくらいならいいんじゃない?

岡安 メールくらいしか連絡手段のなかった友達と、新しいかたちでつながれたり、お互い近況を知れたりするから、いいツールですよね。でも……やめますか、Facebook。

土谷 ヘコんでんじゃねえかよ(笑)。

●「生のお笑いって、こんなに面白い」

--毎年、夏に開催されてきた単独ライブ『TRIO DE CARNIVAL!!』が、今年も7月11日(金)~13日(日)に開催されます。毎回、開催回数をさりげなくタイトルに盛り込まれていて、今回は10回目だから「Funky Juice」とのことですね。

岡安 ここから何かが起きるといいよね。ハリウッド映画の人が、たまたま観にきていたりしてさ。

土谷 どんなたまたまだよ。

--前回のライブでは“仕掛け”があまりにも見事で驚かされました。

土谷 そうですね。ただネタを並べるだけじゃ面白くないから、ちょっとした点をつなげていって、全体でひとつの映画を観ているような世界観になるよう仕上げています。

岡安 観にきてくれたお客さんへのサービスというか。笑いではないところで、「なるほどね、実はこういう謎があったのね」とか、「くだらないところでつながっているネタだったのね」などと、押しつけがましくなく楽しんでもらえたらいいなと思っています。

下池 そして、最後に感動モノを持ってくるといいって、本かなんかで読んだ。

土谷 ……違うでしょう。観にきてくれた人に気持ち良く帰ってもらうためでしょう。ちょっと下池、しゃべらないで! 俺らの意向とは違うこと言うから(笑)。

岡安 そういう仕掛けは今回もやりたいと思っています。また、会場の「中野・劇場HOPE」は、僕たち自身が実際観に行ってこだわって選んだところです。普段は演劇などで使われている場所で、お笑いライブは初めてだそうで。ネタで楽しんでもらうことはもちろんですが、ほかにも駅から劇場への道のりで、何かいたずらっぽい仕掛けをお客さんにしたいなとか、オープニングでもこだわりたいなとか考えています。……って、まだ考えてないのにこんなこと言っちゃって、もし何もなかったら、思いつかなかったんだなって思ってください。

土谷 生のお笑いライブというものを体験したことない人には、ぜひ来ていただきたいですね。1時間半、一組の芸人がネタをやるなんて、テレビではないですから、きっと想像もつかない世界なのではないかと思います。お笑いが好きで、ネタ番組は毎回録画していてという人でも、ライブにくると、「生のお笑いってこんなに面白いんだ」って、びっくりするそうなんですよ。

 お笑いのネタがいま目の前で展開されている、自分の目で観るという面白さ。カメラ割りなんてものもなくて、自分の目で観て、おかしいところを探して笑う。ネット動画やテレビとはまったく違う体験だし、生のほうがいいという声をよく聞きます。

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