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芸能人の使用済みグッズ、なぜ超高額で裏市場に出回る?パンスト、歯ブラシ、爪…

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「Thinkstock」より
 1990年代、「ブルセラ」という言葉が一世を風靡した。女子高生女子大生、OLなどの使用済み衣類を顔写真付きで販売するブルセラショップが乱立し、社会問題化した。

 その後、ブームが沈静化したとはいえ、生身の女性より、使用済みグッズを欲しがる男性は依然として多いが、芸能人の使用済みグッズまでもが裏で売買されていると聞いたら、信じられるだろうか?

 以前、タレント・安西ひろこの使った割り箸がインターネットで売られて騒動になったことがある。出所は、安西が食事した店の従業員との憶測が飛んだが、事実は不明。しかし、こうした「アイドル・有名人の使用済みグッズ」がネットのみならず、マニア常連だけが入れる「裏市場」で扱われているのは事実らしい。大概は偽物だそうだが、中には正真正銘の本物もあるという。その入手先は、彼女らと直に接する機会を持つテレビ番組スタッフたちの中にいる。バイト感覚で、気軽に持ち出して裏市場に売り、小遣い稼ぎをしているのだ。

 特に犯人で一番多いのが、現場の最下層であるアシスタントディレクター(AD)だ。かつて、某アイドルのパンストを持ち出し、裏市場に売った経験がある元ADは次のように明かす。

「ADといえば、“日々是重労働・低賃金”に喘ぐ日々です。おまけに、現場では人間扱いされず、単なる八つ当たりでボコボコに殴られる場合もあります。ストレス満タンで金もないですからね、唯一の特権を利用して、隙をみてはこっそり持ち帰って転売していました」

 最下層とはいえ、本物の芸能人と直に接する機会に恵まれる彼ら、楽屋からグッズを盗み出すなど、決して不可能ではない。ほかにも、照明や大小道具等の現場スタッフ、メイクやスタイリスト、さらには売れない芸能人や出入り業者に至るまで、「持ち出し転売」する人は相当多いという。

「パートの掃除おばちゃんが、業者にそそのかされていろいろな物を持ち出してクビになった話は、一部では有名です。芸能人の使用済みグッズが裏に流れていても、なんら不思議はありません」(同)

●敷居が低くなった裏市場

 では、流れた品は、どんな人がどのようにして買うのか? 実際、某大手広告代理店の紹介で、繁華街のマンション一室で競売が行われる裏市場に参加したことのある男性は、こう証言する。

「まずは、身分確認といいますか、入会手続きの意味で、最初は現場で購入するのが原則と聞きました。一度、客として信用を得ると、特殊なパスワードと、ネット裏サイトのアドレスがもらえますから、以降はネット上でも競売に参加できます」

 昔は、一部の各界大物御用達だった裏市場も、時代と共に変化し、今や紹介があれば誰でも参加できるほど敷居が低くなっているらしい。麻薬の広がりと同じだ。

「そこそこの売れっ子から、誰でも知っている超有名人まで、品揃えはハンパじゃありませんでした。一つずつ、真空パックされ、写真が付いていましたね。私は若手女優Nの品が欲しかったのですが、残念ながら売り切れでした」(同)