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話題の超スローカーブ 投げるのが“一番難しい”理由とは?高い技術+強い精神力が必要

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 連日、阪神甲子園球場にて熱戦が繰り広げられている第96回全国高校野球選手権大会。話題に事欠かないこの夏の甲子園において、特に今年議論が集中しているのは、南北海道代表の東海大学付属第四高等学校の西嶋亮太投手が投じた超スローカーブの是非についてだ。


『東海大四・西嶋投手が投げた超スローボールのスロー映像』(無料動画サイト「YouTube」より)
動画URL http://youtu.be/Or6Enth7ysY

 元フジテレビアナウンサー・岩佐徹氏がツイッターで、西嶋投手の超スローカーブについて「東海大四のピッチャーのスローカーブ…ダメとは言わないが、少なくとも、投球術とは呼びたくない。意地でも。こういうことやってると、世の中をなめた少年になって行きそうな気がするが。ハハハ」と発言した。

 この発言を受けて、岩佐氏を批判する意見が殺到し、インターネット上でも議論が紛糾した。岩佐氏の発言を肯定する意見も少数あったが、大多数は西嶋投手を擁護する立場だ。

 米メジャーリーグ・テキサスレンジャーズのダルビッシュ有投手が、ツイッターでいち早く「スローボールかスローカーブが投球術ではないという話があると聞きました。自分としては一番難しい球だと思ってます。言ってる人はピッチャーやったことないんだろうなと思います」と、暗に岩佐氏を批判したことで、岩佐氏を攻撃するコメントは激しさを増した。

 後に岩佐氏はコメントを削除し、自身のブログ上で謝罪するに至った。

 しかし、その後もこの話題は熱を保っている。阪神タイガースの藤浪晋太郎投手や横浜DeNAベイスターズの三浦大輔投手など、プロ野球選手も続々とコメントを発表しているが、それは一様に「スローカーブを投げるには高い技術を要し、それを批判することはおかしい」といった意見だ。しかも投手だけではなく、打者側からも否定的な意見はほとんど聞こえてこない。

 プロ野球でスローカーブを投げる現役投手としては、三浦投手のほか、北海道日本ハムファイターズの多田野数人投手、読売ジャイアンツの杉内俊哉投手が有名だが、極めて少ない。

 ところで、ダルビッシュ投手が「一番難しい球」と語っているが、野球経験がある人のほとんどは、最初に覚える変化球といえばカーブのはずだ。つまり、多くの人が投げられるはずのスローカーブを投げるのが難しいというのは、なぜなのだろうか?