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May J.、歌い方や言動に批判殺到?カバーソング芸人、便乗…紅白は松たか子?

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 このようにMay J.が批判されるのは、劇中でヒロイン・エルサ役の声優を務めた松たか子も『Let It Go』を歌っており、その評価が国内外で非常に高く、イメージが先に定着したことが大きく影響している。松たか子の歌う『Let It Go』を聴きたいのに、May J.の歌声ばかりが流れてくることで、視聴者は不満を募らせているのかもしれない。また、カラオケでも松たか子版は配信されておらず、May J.版のみという点もカラオケ好きの人にしてみれば納得がいかないだろう。

 さらに、松たか子の歌う『Let It Go』は、自分の存在に苦悩するヒロインが、徐々に自らをありのままに受け入れて生きていこうと立ち上がっていく映画のクライマックスのシーンで歌われ、情感がこもり聴く人の共感を呼ぶが、May J.版はすべてが解決し、「私はこれでいいの」と自信に満ちたヒロインの心を歌っており、そのようなアレンジの違いも影響を与えているのかもしれない。

 ほかにも、May J.がツアーグッズとして「アナと雪の女王Tシャツ」を販売していることなどを取り上げ、「便乗しているだけ」と批難の声が上がり、テレビ番組にエルサの衣装で登場して「Let It Go」を熱唱すると、「松たか子のほうを聞きたい」「松たか子の歌が取り上げられてはやったのに、May J.ばかりテレビに出てくるのが我慢できない」など、松たか子を押しのけてMay J.が露出しているかのような印象を抱いた視聴者が、批判的なコメントを繰り広げている。

 本人もこのような批判を把握しているようで、8月10日放送の『情熱大陸』(TBS系)の中で「『なんでエンドソングはMay J.が歌っているの?』と思っている人が多いけど、そういう仕組みなんだけどな。全世界で、劇中歌とエンドソングはアレンジが違う。そして歌っている人も違うというのは共通なんだけれど、それを理解されていないのがすごく残念」と、悩んでいる様子を見せた。

●紅白に呼ばれるのはMay J.? 松たか子?

 8/24付のiTunesソングランキングでは、以下のように映画の中で人気のある曲は軒並み上位にある。しかし、May J.版の『Let It Go』は100位にも入っていない。

11位 『Let It Go~ありのままで~』・松たか子
23位 『とびら開けて』・神田沙也加、津田英佑
31位 『生まれてはじめて』・神田沙也加、松たか子
40位 『雪だるまつくろう』・神田沙也加、稲葉菜月、諸星すみれ

 このような状況下でMay J.は必死に自らを売り込むかのように「紅白歌合戦の日のスケジュールは空けてあります」などと発言したが、かえってバッシングに拍車がかかるという悪循環に陥っている。逆に松たか子はメディアで歌っておらず、それが希少価値を高めている。

 ある音楽関係者は次のように語り、年末の紅白歌合戦にはMay J.が呼ばれない可能性もあると指摘する。

「劇中歌と主題歌を歌う人が違う場合、紅白やプロモーション関係の場には本来、主題歌を歌っている人が出演するのが筋です。May J.を前面に打ち出し、松たか子が表に出てきていないのは特に疑問に思うところでもありません。しかし、予想外にMay J.の評価が悪すぎるので、紅白の視聴率低下に悩むNHKが松たか子を呼ぶ可能性は十分にあります」

 現在、ネット上でのMay J.の評価は、「自己顕示欲丸出しの言動が反発を食っている」「顔とか歌い方や言動にイラッとする」「逆にMay J.が好きな人いるのかな?」など、辛辣な意見が多く、好意的なコメントは少ない。このような状況が続いたとして、NHKはMay J.と松たか子のどちらを紅白に呼ぶのだろうか? 毎年11月下旬に出演者が発表されるが、それまでの動きが気になるところだ。
(文=平沼健/ジャーナリスト)