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ASKA、第2の愛人の覚せい剤使用認める一方、栩内被告の使用を一貫否定の“怪”

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CD『12』(ユニバーサル・シグマ/ASKA)
 覚せい剤取締法違反の罪で起訴された人気男性デュオ・CHAGE and ASKAのASKA(本名・宮崎重明)被告の初公判が、8月28日午後1時15分から東京地方裁判所で行われた。21の一般傍聴席をめぐり2646人が傍聴券の抽選に列をなし、倍率は126倍となった。6000人以上が列をなした酒井法子(同法違反で2009年に有罪確定)の時ほどではなかったが、公判前から報道も過熱した。

 そんな初公判を終え、法廷でASKA被告が逮捕時に一緒にいた栩内香澄美被告(同法違反で起訴)について「大切な存在」と語り“愛の告白”をしたことが大きく報じられているが、ASKA被告はすでに犯行をすべて認めているため、意外な新事実が明らかになるようなことはなかった。

 そのため、スポーツ紙を中心とするメディアの関心は、事件の周辺情報に集中している。例えば、初公判日付スポーツニッポンは「音楽関係者によると、ASKA被告には客室乗務員の女性ら複数の愛人がいたといい、ほかにも薬物に絡んだ第3、第4の愛人の存在が明かされる可能性がある」と報じた。第1の愛人は栩内被告。第2の愛人は、のちに同容疑の疑いで捜査がおよんだ女性で、存在が報じられたものの逮捕されておらず、名前は公けになっていない。

●一貫して栩内被告をかばうASKA被告の怪


 初公判で検察側は、この栩内被告の覚せい剤使用について証言を得ることの一点に集中した。結果的に大きく報じられたのが前述の“愛の告白”だったが、実はこの公判には検察の威信がかかっていたのである。

 というのも、無罪を主張している栩内被告の初公判(7月22日)で明らかになったのが、拘留中の栩内被告に行われた2回目の毛髪鑑定で陰性が出たという事実。弁護側は、逮捕直後に行った1回目の尿検査と毛髪鑑定で出た陽性反応は警察の不備ではなかったのかと指摘している。このまま栩内被告が覚せい剤を使用した証拠が出てこなければ、警察の誤認逮捕ということにもなりえる。それだけは避けたい検察としては、ASKA被告の証言が非常に大事なものになってくる。

 今回、検察側の被告人質問の中で出された証拠の中に、栩内被告からASKA被告に送られたメール2件があった。1件は「私にしたの?気づいてたよ。きょうもあれから寝られなかった理由が判明しました」(今年4月20日)。もう1件は「なのにあんなことするんだ。娘には絶対しないようなことを」(29日)。両メールとも、ASKA被告が強引に栩内被告へ覚せい剤を使用させ、栩内被告自身もそれに気づいていたかのようにも受け止められる。

 しかしASKA被告は、前出の第2の愛人の覚せい剤使用は認めているものの、栩内被告の使用については公判で一貫して否認。ただ「好きな人だから」というだけで、栩内被告をそこまで擁護する理由とは一体なんなのか。その点が本事件の最大の焦点なのではないだろうか。
(文=編集部)