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江角マキコ、一茂宅に落書き疑惑、懲役3年か罰金も?江角自身の犯罪=正犯に該当?

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『もう迷わない生活』(江角マキコ/集英社文庫)
 女優の江角マキコが元マネージャーの男性(A氏)に指示し、元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂宅の外壁に「バカ息子」などと落書きをさせたとされる問題で、A氏がすでに事情聴取を受けていたことが先週明らかとなった。A氏は落書きした事実を認める一方、「江角さんがかわいそうで、自分で勝手にやった」などと供述し、江角の関与を否定したとされているが、実際には江角の指示によるものであり、警視庁が江角本人から参考人として事情聴取を行う方針であるとも報じられている。

 江角は9月9日付の自身のブログで一連の騒動について謝罪しつつ、自身の関与は否定。真相判明までは今後の展開を待つのみだが、もし江角の指示が事実であれば、江角の行為は法的にどのような問題があるのであろうか。弁護士法人アヴァンセリーガルグループ執行役員で弁護士の山岸純氏は、次のように解説する。

「江角さんが私的な感情からA氏に指示し、長嶋さん宅に落書きをさせたことが事実であれば、江角さんとA氏は器物損壊罪に問われる可能性があります。まず、落書きが損壊に該当するのかどうか疑問を感じるかもしれませんが、実は損壊とは、モノを物理的に破壊するだけではなく、心理的に使えなくするような行為、例えば食器に放尿する行為なども含みます。これを、現在の通説などは、『その物の効用を害する一切の行為』と定義づけています。したがって、長嶋さん宅の玄関などに、パッと見て人目を憚るレベルの落書きがあれば、あくまで想像例ですが『外界と遮蔽し、また、家主や来客者を平穏に迎え入れる』という玄関の効用を害する可能性があり、損壊となるわけです」

今後の展開は?


 また、山岸弁護士によれば、江角がA氏に損壊を依頼してA氏が実行したため、通常であれば江角が教唆犯、A氏が正犯とも考えられるが、「芸能人とマネージャー」という関係が、江角の責任をより重いものにする可能性もあるという。

「芸能人とマネージャーの一般的な関係に鑑みれば、江角さんはA氏を自分の手足として利用し、犯罪を実現したと考えられます。そのため、『他人であるA氏の犯罪に助力した(従犯=教唆犯、ほう助犯)』というよりは、『自己の犯罪として行った(正犯)』ものとして、共同正犯とされる可能性が高いと思われます。真実はまだわかりませんが、一時的な感情で行動を起こすと思いもよらぬ刑罰が待っている場合もある、ということです」

 では、もし江角の関与が事実の場合、どのような法的処罰を受ける可能性があるのだろうか。別の弁護士は次のように語る。

「器物損壊罪の正犯の場合は『3年以下の懲役または30万円以下の罰金もしくは科料』が量刑のため、もし今後起訴され判決が出される事態となれば、実刑が科される可能性もゼロではないといえますが、極めて低いでしょう。江角さんと長嶋さん双方としてはこれ以上騒ぎが大きくなることは避けたいはずであり、示談が成立して不起訴となり、江角さんが長嶋さんへ損壊した器物を弁償、つまり『落書き』をした外壁の原状回復費用などを支払うことで決着、というのが現実的な展開ではないでしょうか」

 いずれにしろ江角にとっては、“イメージダウン”という痛手が今回の騒動で被った最も大きな損失といえよう。
(文=編集部)