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フジお笑いコンテスト、マスコミ一斉無視で存在すら知られず…審査方法に疑問続出?

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『夏笑王決定戦2014』(「フジテレビ HP」より)
 フジテレビが主催した一大イベント「お台場新大陸2014」で、最終日に『夏笑王決定戦2014』の決勝戦が行われ、上々軍団(岡見時秀・鈴木啓太)が優勝を飾り、お台場新大陸のイメージキャラ、はっちぃから賞金30万円が授与された。

 夏笑王決定戦は、漫才、コント、歌、ピンなど、ネタのスタイルや人数の規定がないお笑いコンテストで、『日清食品THE MANZAI』(フジテレビ系)や『キングオブコント』(TBS系)、『東洋水産R-1ぐらんぷり』(関西テレビ)など、各テレビ局協力のもとで吉本興業が主催するお笑いコンテストとは異なり、屋外のフリースペースなことも相まって、イベント出演、いわゆる“営業”の腕を競う側面が強い印象だ。

 夏笑王決定戦は、お台場新大陸が開催された7月19日から8月31日、フジテレビ本社前に設置されたマイナビステージで行われ、連日芸人が8組前後、総勢約300組が出演した。

 準決勝に続いて行われた決勝には、ねづっち(Wコロン)、わらふぢなるお、松下笑一、TAIGA、古賀シュウ、永野、ビックスモールン、上々軍団の計8組が登場した。

 一番手のねづっちが観客からお題を募って即興なぞかけで場を沸かせば、ベテランの風格漂う古賀シュウは得意のタレント・なぎら健壱などのものまねを披露し、吉本勢で唯一決勝に残った松下笑一は有名キャラクターのバルーンアートで観客を喜ばせた。

 それぞれ5分の持ち時間でネタを披露し終えると、観客と審査員が投票した。

 集計の結果、ギターを駆使した音楽ネタで会場を盛り上げた上々軍団が優勝を飾り、『R-1ぐらんぷり2014』の決勝でも披露した「お前誰だよ」を歌いきったTAIGAが2位、正統派コントをしたわらふぢなるおが3位となった。

●話題性乏しく、昨年よりスケールダウン

 この日の様子は9月27日の深夜にフジテレビで放送されるので、詳細はそこで確認してもらうとして、フジテレビが1カ月以上かけて優勝者を決めたお笑いコンテストにもかかわらず、スポーツ紙をはじめインターネットニュースでも記事が見当たらないのはどういうわけか。

 夏笑王決定戦は昨年のお台場合衆国でも開催されており、お笑いファンたちからも定評があるお笑い専門サイト「お笑いナタリー」では、やしろ優の優勝を詳細に報じていた。しかし、今年はそうした記事が見当たらないのだ。

 昨年、今年と決勝を見届けたお笑いファンは、「普段、小さなお笑いライブでしかお目にかかれないアングラ芸人が、フジテレビ社屋の前、とりわけ太陽の下でネタをするのは斬新です。お笑いファンの間でもそれなりに話題となっていますし、お台場までの交通費はかかりますが、無料で見られるのもいいですね」と、評価している。

 一方で、「昨年の決勝は、有料エリアのスタジアムで行われたこともあり、豪華さやステータスを感じましたが、それに比較すると今年の決勝は冴えないものでした。目玉は“昨年準優勝の永野のリベンジなるか?”程度です。永野と司会の伊藤利尋アナウンサーとのやりとりも身内ウケでしたし、マスコミとしては、不仲が噂されているWコロンくらいしか興味ある話題はなかったのではないでしょうか」(同)と、昨年に比べてスケールダウンしていたと指摘した。