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吉田潮「だからテレビはやめられない」(10月20日)

堀潤、空気を読まない最強芸能人?ついに民放地上波降臨で、“本音の巨砲”を炸裂

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『前略、月の上から。』(無料動画共有サイト「YouTube」より)
 主要なテレビ番組はほぼすべて視聴し、「週刊新潮」などに連載を持つライター・イラストレーターの吉田潮氏が、忙しいビジネスパーソンのために、観るべきテレビ番組やテレビの“楽しみ方”をお伝えします。

 堀潤。「皆様のNHK」という体質に合わず、清々しく後足で砂をかけて退職した元NHKアナウンサー。彼が地上波民放キー局に早く出てこないかなと、ワクワクしていた。今秋、どうやら解禁になるらしい。ネットだのSNSだのローカル局ではすでに有名人だが、基本的に民放キー局しか観ないおばちゃんにとっては、その姿を拝むことができなかったからなぁ。

 えらく楽しみなのが、『前略、月の上から。』(フジテレビ系/毎週水曜深夜)である。南海キャンディーズの山ちゃんこと山里亮太、ヒロミと3人で繰り広げるトークバラエティだという(どうやら過去に2回放送したらしいのだが、見逃していた……)。そのダイジェストを観て、15日から始まったレギュラー放送に備えていた。

 基本的には、どうでもいいネタをぶつぶつと3人がしゃべる。「月の上では言っちゃいけないことなんて、ない」というスタンス。これが本当の意味でタブー破りとなるかどうかはまだわからないが、この3人なら期待してもいいのかもしれない。

 バブル臭漂うヒロミは豪快なアニキ分という役割かと思いきや、たぶん一番豪快なのは堀潤である。建前だけ話しそうな公家顔なのに、しれっと本音の巨砲を撃ってしまうところが魅力的。NHKに向かって「報道の自由を返せ~!」と冗談で叫んだり、アイドルだかアーティストだかに対して「嫌いですね、というか、あれのとりまきが嫌い」と言い放つ。ピー音で消されたが、たぶん巨大な事務所所属のアイドルに対してなのだろうと推測できる。建前社会の芸能界でサバイバル中の山ちゃんは、その応対に困るだろうな。たぶんヒロミよりも毒舌、テレビ界の空気を読まない最凶の芸能人として、堀潤の暗躍に期待したいところだ。

●怖いもの知らずな姿勢を貫徹

 この3人がスタジオだけでなく、ロケにも行くという。ものすごく下らないネタなのだけれど、なんか新鮮。トイレのビデを試すというネタで、男子トイレに行くも、ビデがついていない(へえ、そうなのかと実は驚いた。男トイレ、ビデないのか!)。そこで女子トイレに行き、皆でひとりひとりビデ使用の初体験。あーもう本当にバカバカしいのだけれど、これぞ深夜枠の醍醐味。大御所と呼ばれるけれど、実はイジりやすい人のところへ出向き、心底怒られる三歩手前のイチャモンをつけに行ったり、と表面的には挑戦的な部分もある。ここでも堀潤は、怖いもの知らずな姿勢を貫徹。