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ソフトバンクの新監督候補、工藤は1カ月前から就任準備?監督人事の裏事情

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「工藤公康オフィシャルサイト」より
 プロ野球はレギュラーシーズンが終了し、各チームとも来季に向けた組閣に動いている。今年は例年以上に、新監督の誕生が目立っている。東北楽天ゴールデンイーグルスは大久保博元2軍監督、東京ヤクルトスワローズは真中満1軍チーフ打撃コーチ、広島東洋カープは緒方孝市野手総合コーチが、監督に昇格し、来季の指揮を執ると決定した。

 福岡ソフトバンクホークスは、クライマックスシリーズ(以下、CS)開始前に秋山幸二監督が突如として辞任を発表。現在、新監督候補としては、チームOBでもある工藤公康氏の名前が最有力として挙がっている。

 実は、ソフトバンクが熾烈な優勝争いを繰り広げていた9月上旬、工藤氏のマネジメントが完全に個人事務所に移行していた。この動きと新監督候補の間には、密接な関係があるのだという。

 その舞台裏を、芸能関係者が次のように明かす。

「それまで工藤さんは、関口宏さんが会長を務める『三桂』という事務所と業務提携をしていました。しかし1カ月くらい前に、その契約を解消して完全に個人事務所で活動するようになりました。今思えば、これは新監督就任への準備だったのではないでしょうか。そもそも元プロ野球選手は、芸能事務所の完全な所属タレントにはならない傾向があります。いつでも、現場に戻れるようにしておくためです。つまり、工藤さんのように業務提携というかたちを取るか、個人事務所で活動するかのどちらかになります。完全に芸能事務所へ所属すると、講演会やテレビのレギュラー番組など、先々まで仕事が埋まってしまいます。そうすると、もし監督やコーチのオファーがあったときに動けなくなりますから、自分の裁量の範囲で仕事ができるようにするのです。

 逆に言えば、芸能事務所の完全な所属タレントになっている人は、現場復帰をあまり望んでいないのではないでしょうか。コーチは給料が安いですし、何年できるかの保証もありませんので、芸能事務所に所属して芸能界で仕事を続け、安定した収入を得ようとしていると考えられます。つまり、解説者や芸能人として築き上げた人が、その立場を放棄して現場復帰するのは、かなり勇気が要ることなのです」

●オファーは数カ月前にあった?

 同関係者の見立て通り、1カ月前に工藤氏が監督就任に向けて動きだしていたと考えると、数カ月前にはソフトバンク側からオファーがあったということだろうか。プロ野球界の監督人事に詳しいスポーツ紙記者は、早い段階から打診はあったと推測する。