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“愛妻家アピール”で事件を封印!? 猪瀬直樹の厚顔無恥ぶり

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【本と雑誌のニュースサイトリテラより】

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猪瀬直樹公式サイトより


 やっぱり猪瀬直樹は猪瀬直樹だった。──医療法人「徳洲会」グループから5000万円の資金を受けていたことが発覚して辞任し、その後沈黙を続けていた猪瀬直樹前都知事が、先日『さようならと言ってなかった わが愛 わが罪』(マガジンハウス)を上梓した。

 約1年ぶりの表舞台への復帰でもある本作だが、当然、注目されるのは徳洲会からの資金提供の“真相”だ。……しかし本書は、タイトルからもわかるように冒頭から、昨年急逝した妻・ゆり子さんへの想い、そして出会いから闘病までの“愛の物語”に埋め尽くされていた。そう。徳洲会事件の際、追求された猪瀬が「妻が、妻が」と連呼し、「口なしの死者に責任転嫁するのか」と批判を浴びた、その妻である。

 物語は2013年5月、ゆり子さんの発病から始まっている。愛犬の死をゆり子さんの発病に関連付けて、猪瀬は感傷的にこう記している。

「ゆり子と一体だった愛犬は、自分の運命をゆり子と重ね死期を悟ったのだろうか」