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怒髪天の歌はなぜ心に響く? “遅咲き”バンドが支持を拡大し続ける理由

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新作のリードトラック「ひともしごろ」は“夕暮れ時”という、バンドキャリアと重ね合わせた意味合いが込められている。

【リアルサウンドより】

 中高年に対して「等身大」という言葉が成立するのかは解らないが、いわゆる“おっさん”のリアルを体現しているのが怒髪天というバンドである。笑いあり、涙あり、ドリフターズさながらの楽しい大人たちの象徴だ。労働、酒、男の愚かさ……世間ではカッコイイとは言いがたいものを堂々と掲げる、価値観の逆転である。

 実演販売や自衛隊隊員など、音楽と離れた異例の経歴を持つボーカル・増子直純が通常のアーティストに見られない日常を映し出し、長い活動歴による確固たるバンドとしての実力が裏付けされて、若手バンドには出せない深みを醸し出す。アクも強く、一度聴いてグっとくるようなものではないかもしれない。じわじわとその魅力に気付くという味わい深さを感じるバンドである。

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