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いつまでもやめない“カズ問題”で横浜FC危機?年間わずか4分出場でも契約延長の謎

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三浦知良「横浜FC HP」より
 日本プロサッカーリーグ2部(J2)の横浜FCに激震が走っている。今季限りで退任する山口素弘監督が、11月23日の最終戦後に行われたセレモニーで、クラブ側との確執を明らかにした。

「僕の信念とクラブの理念の違いが出たのかなと。それは当然のことだと思うし、サッカーにおいては出会いや去ることは日常茶飯事というか、よくあることだと思います。ただ、僕は自分の信念を曲げることができないので申し訳ないです。来季以降、クラブの理念を理解した監督や強化部長が就任して皆さんを導くでしょう。がんばってください」

 山口監督といえば、横浜フリューゲルス(後に横浜マリノスと合併、現横浜F・マリノス)の中心選手として活躍。現役時代の晩年には、横浜フリューゲルスの生まれ変わりともいえる横浜FCに所属し、J1の舞台へと押し上げる原動力となった。2012年途中、奥大介強化本部長(当時)に誘われ、監督に就任。1999年誕生の横浜FCにとって初となる、チームOBの指揮官だった。

 12年は4位だったが、13年、14年ともに11位と結果を残せたとはいえない。だが、今年は序盤こそつまずいたものの、途中10戦連続負けなしを記録するなど見せ場もつくった。その一方で、ストライカーの補強を望む山口監督とかたくなにフォワードを補強しないチームには隔たりが見えた。

 チームを愛するがゆえに出た「僕の信念とクラブの理念の違い」という発言だが、試合後の記者会見でそれについて聞かれると、「プロとして競争があるのが当然だと思うんです。切磋琢磨してチーム内で戦っていかないとお互いが伸びないし、チーム力が上がらないというのが僕の考えです」と答えた。

●カズの起用法で対立?


 オブラートに包まれた表現ではあるが、「僕の信念とクラブの理念の違い」とはなんなのだろうか?その答えについて、スポーツライターは次のように推察する。

「おそらく、カズ(三浦知良)の起用に関する考え方の相違も含まれているのではないでしょうか。横浜FCのスポンサー側からすれば、人気があり日本サッカーのレジェンドであるカズを使ってほしいところです。しかし、山口監督はえこひいき起用をしたくないという信念を持っています。そのために隔たりが生まれたのではないでしょうか。最終戦で、カズはケガをしていないにもかかわらず、ベンチにすら入れませんでした。山口監督のクラブに対する意趣返しと受け取れなくもありません」

 47歳になった今年のカズは、出場わずか2試合。いずれも終了間際の登場で、計4分間しか出ていない。それにもかかわらず、クラブ側は2年の契約延長を提示した。年齢と成績を考えた場合、普通なら解雇だろう。