NEW

意外! 冬にピークを迎える食中毒・ノロウイルスにご用心

【この記事のキーワード】

,

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

健康・医療情報でQOLを高める~ヘルスプレスより】

kaki.jpg
生食は避けるに越したことはない

 「えっ、食中毒って梅雨時じゃないの?」。高温多湿の日本の夏は、細菌が繁殖しやすく食品の腐敗は早い。買ってきたものを冷蔵庫に入れ忘れると、たいして時間が経っていなくても、変な匂いを発することがある。用心深くなる季節だといえる。

 しかし、忘年会や新年会など宴会が多くなるこの季節に、ピークを迎える食中毒があることを忘れてはならない。それはノロウイルスだ。主な症状は、吐き気や嘔吐、激しい腹痛、下痢など。軽く発熱することもある。現在も抗ウイルス剤はない。疑われるものを食べてから1〜2日で発症するが、感染しても発症しない、または軽い風邪程度で終わることもある。健康な成人なら、会社を2、3日休めばほぼ回復する。

 「意外とたいしたことない」と思うかもしれないが、ノロウイルスの怖いところは2次感染だ。ノロウイルス以外の食中毒は、1件あたり平均患者数は13,5人。一方、ノロウイルスによる食中毒の患者数は36,9人と約3倍にものぼる。学校や高齢者施設、その他の公共の場所で感染が爆発的に広がる。乳幼児や高齢者が感染すると重症化することも多く、自分の嘔吐物を吸い込んで肺炎を発症することもある。