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フジテレビ、千人異動でも視聴率低迷続く…大物起用の番組大改編も大コケ

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フジテレビ本社 (「Wikipedia」より/Defchris)
 視聴率不振の続くフジテレビは、7月1日付で全社員の3分の2に当たる1000人の人事異動を断行し、10月改編で勝負に出た。特に日曜日は20時に『ニュースな晩餐会』、21時台に『オモクリ監督 ~O-Creator's TV show~』という新番組を開始したほか、23時15分からは『笑っていいとも!』終了以来半年ぶりにタモリを同局に復帰させ、『ヨルタモリ』を放送している。

 だが今のところ、結果が出ているとはいえない状況だ。内情をフジテレビ関係者が次のように明かす。

「『ヨルタモリ』は11月2日に10%(関東地区、ビデオリサーチ調べ。以下同)を記録して話題になりましたが、その後は6.7%、7.5%と伸びていません。23時台ですから、それでも悪い数字ではありませんが、10月までの『新堂本兄弟』も7%前後だったので、タモリさんや宮沢りえさんのギャラを考えると、もう少し数字を取ってほしいのが本音です」

『ヨルタモリ』は及第点としても、ほかの2番組は期待外れだ。

「ともに2ケタに乗るどころか、4%台の回もあるほどです。確かに裏番組の『世界の果てまでイッテQ!』『行列のできる法律相談所』(ともに日本テレビ系)が圧倒的に強いですが、もう少しなんとかしたいところです。このままでは4月から9月まで同枠で放送されていた『クイズ30~団結せよ!~』『ワンダフルライフ』と同じように、半年で打ち切りになってもおかしくありません。視聴率自体は、ほぼ同じくらいです」(同)

●視聴率低迷はフジテレビ全体の問題?


 それにしても、なぜ視聴率が取れないのだろうか。ある放送作家はこう分析する。

「日曜はただでさえ1週間を振り返る番組が多い中で、視聴者が20時台にまでニュースメインの番組を求めているのかというと、正直疑問を持たざるを得ません。『ニュースな晩餐会』に関してMCの田中みな実への批判も出ていますが、番組の不振は彼女のせいではないでしょう。ほかの女子アナが担当しても数字が変わるとは思えないですし、逆に田中を使えば視聴率が上がるわけではないことも判明しました。

『オモクリ監督』は深夜枠からの昇格で期待されましたが、数字がついてきていません。これは、局全体に勢いがない証拠でもあります。例えば、テレビ朝日が好調のころは深夜番組をゴールデン帯に移動させてヒット番組が生まれましたし、日本テレビは最近『月曜から夜ふかし』『ナカイの窓』などの深夜番組の特番をゴールデン帯に放送して高視聴率を取っています。もともと、深夜からゴールデン帯への移動はフジのお家芸ともいえる得意分野だっただけに、時代の流れを感じてしまいます」

 このままでは、来年4月の改編準備を今から始めないといけなくなるだろう。 
(文=編集部)