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さんま派芸人と娘IMALUの“終わった”番組づくり…無気力TBSの異常事態

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TBS放送センター(「Wikipedia」より/Nobukku)
 9月限りで、22年半に及ぶ歴史にピリオドを打った『さんまのSUPERからくりTV』(TBS系)。これほどの長寿番組の後番組は、プレッシャーがのしかかると同時に注目も高まるものだ。

 だが、10月19日から『からくりTV』の後番組として始まった『不思議探求バラエティー ザ・世界ワンダーX』は、まったくといっていいほど、世間から相手にされていない。テレビ局関係者は同番組について次のように語る。

「世界各国の衝撃映像を流しながら、ワイプ(出演者がVTRを見ている際に、その様子を小窓に映し出す編集技法)でタレントの表情を映し、スタジオでトークをするという数年前にはやった形式で、時代遅れの番組です。ゴールデン帯にこのような番組しかつくれないところに、TBSの弱さが如実に表れています」

 視聴率もまるでついてきていない。初回7.7%でスタートすると、2週連続の休みを挟み、11月9日放送の2回目は6.4%、翌週の3回目は5.9%と散々な結果に終わり、23日は『駆け込みドクター』2時間スペシャルのため再び休止となった。

「TBSとしては、『からくり』と同じくらいの数字を取ってくれれば万々歳です。『からくり』は近年7~8%くらいでしたから、初回は『からくり』の視聴者層が試しに見てくれたのでしょう。しかし、今後も6%前後の数字が続けば、確実に打ち切ることになります。『からくり』は出演者のギャラが高騰していたため、割に合わない番組になっていました。その反省からか『世界ワンダーX』はかなり安くつくっているので、同じくらいの数字なら儲けものというところでしょう。そんな考え方で制作していて、視聴率が取れるわけはありません」(同)

 そもそも、『世界ワンダーX』はTBS局内でも当初から期待されていないと構成作家は明かす。

「吉本芸人でさんま派の今田耕司とブラックマヨネーズを司会に据え、さんまの娘のIMALUをレギュラーにした時点で番組づくりは終わったという声さえあります。フジテレビが『森田一義アワー 笑っていいとも!』終了後、タモリに『ヨルタモリ』を始めさせたように、『からくり』ほどの長寿番組を牽引したさんまにも新番組が用意されるべきです。しかし新番組がない代わりに彼らを使うことで、さんまを納得させた側面もあるようです。第一、日曜ゴールデン帯の新番組なのに、初回放送のあと2週連続で空けたり、6週間に3回も休みがある番組など前代未聞です。いかにTBSのやる気がないか、よく伝わってきます」

 同時間帯の『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)は、ロケ費用に莫大な金をかけてつくり込んだ番組で視聴者を虜にしている。その裏番組がお金をかけずに借り物のVTR素材ばかりで構成されていては、結果がついてこないのは言わずもがなだろう。
(文=編集部)