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中森明菜、49歳の試練と不安 紅白出場期待でのしかかる“過酷すぎる”プレッシャー

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CD『プロローグ<序幕>AKINA NAKAMORI FIRST』(ワーナーミュージック・ジャパン)
 2010年以降、公の場に姿を現していない歌手・中森明菜が、大みそかの『第65回 NHK紅白歌合戦』で復帰するという情報が飛び交っている。一部メディアでは「出演はすでに内定している」とも報じられているが、いまだ正式な発表はされていない。

 8月に発売された中森のベストアルバム『オールタイム・ベスト オリジナル』『オールタイム・ベスト 歌姫(カヴァー)』(ユニバーサルJ)は、合計25万枚の売り上げを突破するヒット。さらに中森の特集を組んだ『SONGS』(NHK)が平均視聴率5.7%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と同番組としては高い数字をマーク。これらの要因も中森の『紅白』出場を後押ししているとみられている。さらに、昨今のテレビ事情も中森復帰機運高まりの大きな要素となっていると、テレビ局関係者が明かす。

「最近のテレビ視聴者は40〜50代が中心で、この層向けの番組ばかり。そのため、40〜50代が青春時代を過ごしテレビ黄金時代だった1980年代の人気アイドルが番組に頻繁に呼ばれています。その中でトップアイドルだった中森は是が非でも出演してほしい人物。まして4年以上テレビに出ていないというファンの飢餓感も、視聴者に訴える要素のひとつ。『紅白』という大舞台は中森にふさわしい復帰舞台です」

 しかし、これほどまでに期待されると、中森にかかるプレッシャーは半端ではない。音楽関係者が話す。

「世間は80年代の全盛期の中森をイメージしており、『紅白』であの時代の歌声を披露してくれるものだと期待しています。『SONGS』も80年代の中森特集でした。これは、中森にとっては嬉しい半面、厳しすぎる要求でもあります。80年代のような歌声を取り戻せなかったゆえ、90年代や2000年代は昔ほどのヒット作に恵まれなかったわけです。もちろん、調子の良い時は当時と変わらない声量で歌えることもありましたが、そのような場面は少なかった。来年50歳を迎えますし、まして4年も公の場に出ていないのに大きな期待を掛けては酷だと思います。中森は今まで持ち上げられては手のひらを返されるという経験を何度もしてきました。その怖さは誰よりもよく知っているはずですから、『紅白』に出演するなら万全の態勢で登場すると思います」

 中森にはぜひとも、NHKや世間の身勝手ともいえる期待を重圧に変えることなく、歌い遂げてほしいものだ。
(文=編集部)