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お金が無くて病院に行けない! 無料低額診療事業を利用する生活困難者が急増!?

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健康・医療情報でQOLを高める~ヘルスプレスより】

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Mr.Ruby / PIXTA(ピクスタ)

 アベノミクスは本当に成果を上げているのか?ここに驚くべき一つのデータがある。生活困難者の医療費を減免する「無料低額診療事業」の実施医療機関が急増し、利用者も年間で延べ700万人を超え、ここ数年間で100万人以上も増えているのだ。

 50代の男性Fさんは、ある会社の冷凍庫内で商品を運搬する作業に従事していたが、健康状態が悪くなり45歳で退職、その後わずかな蓄えを切り崩し、定職がないまま親戚や友人からの支援で生活を維持してきた。体調が悪く病院を受診したいと希望していたが、金銭的余裕はまったくない。区役所に相談したところ、地域の病院を紹介され受診。痛風の症状などがあり、栄養指導を受けた。生活保護に関しては、就労可能かどうかの判定がなされておらず、まだ受給していない。このため支払いが困難と判断され、無料での診療となった。その後、医師が就労不可能と診断、生活保護を受給できることとなった。
 
 10代の女性Kさんは、急に痛を覚え救急搬送された。卵巣腫瘍と診断され手術のために入院が必要と告げられた。しかし、高校を中退して家事伝いをしているだけで収入がない。父は季節労働者として繁忙期には収入を得ているが、冬季は生計維持が困難。金銭面での余裕がまったくなかった。他の家族の年金収入はあるものの、家計は逼迫している。搬送された病院がたまたま無料低額診療事業を実施しているため、入院費など診療費が8割以上減額された。
 
 また、最近多いのは独居のお年寄りケースだという。新聞受けに詰まった新聞を見て隣人が不審に思い民生委員に連絡、一緒に家の中に立ち入ると70代の女性Mさんが飢餓状態で倒れていた。