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布袋寅泰のギタープレイ徹底解剖 彼の奏でるフレーズはなぜ耳に残るのか?

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【リアルサウンドより】

 10代の頃、ほうきを抱えてCOMPLEX「BE MY BABY」のPVを真似てみた。憧れのギターを手に入れて一番最初にしたことは、音を出すことでもコードを覚えることでもなく、窓ガラスに映るギターを抱えた自分の姿にニンマリとしながら、あのステップを踏んでみた……。そうしたギターキッズがどれだけいたことだろうか。弧を描くような右手の軌道、リズムに合わせて軽やかに上がる脚の動き… どれを取ってみても、ギターを弾く姿が絵になる。ありきたりの賛詞ではあるが、まさにその言葉を贈るに相応しい。今なお、ギターキッズ、ロックファンが憧れる“唯一無二のギターを持つシルエット” 布袋寅泰。ソロ活動開始から25年を越える今でも、アーティスト以上にギタリストである。そんな布袋のギタリスト像に迫ってみる。

・踊りながら弾く、クレイジーギター

 「日本にギタリストは腐るほどいるけど、こんなにカッコイイヤツはコイツしかいねェぜ、クレイジーギター 布袋寅泰!!」BOØWYのライブ、氷室京介によるお馴染の紹介がすべてを表す、踊りながらギターを弾く稀有なギタリスト。華麗な速弾きを見せるわけでも、ブルージーなソロをキメるわけでもない。当時としては珍しいギターヒーロー然としないスタイルながら、圧倒的な存在感でバンドとともにシーンを魅了した。ソリッドでタイト、スピードとビート、どんな名ギタリストがカバーしようとも、どこか何かが違う、誰も真似ることの出来ないギタースタイルである。

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