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BUCK-TICKの歌詞はなぜ古びない? 様式美をすり抜ける「ふざけ」感覚を分析

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【リアルサウンドより】

 「音の感触だけじゃなく、コマーシャル・ミュージックに対するカウンターっていうか。商業に対して、こちらは工業だと先に言ってしまう。それで思い切りノイズを鳴らすとか、そんなふざけた感覚があるのかなと思う」

 昨年末、インダストリアル、というテーマで今井寿に話を聞いたときに出てきた発言である。確かに、インダストリアルの始まりには商業主義へのアンチテーゼというニュアンスが強くあった。音楽のみならず、社会や政治に対する批判としてのノイズ。普通なら話はここからシリアスな方向に進むのだが、それを今井は「ふざけた感覚」と捉えている。あぁ、これがBUCK-TICKの根幹なのかと膝を打ちたい気分だった。

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