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宇多田ヒカルの楽曲はなぜ心地よいグルーヴを生む? 現役ミュージシャンが分析

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【リアルサウンドより】

 宇多田ヒカルさんは15歳だった1998年に『Automatic』で鮮烈なデビューを飾りました。改めて聴いても、15歳の少女がこの曲を作って歌った、ということに心底驚かされます。

 そのプロフィールは話題性も十分でしたし、コード進行もなかなか複雑で色っぽいですが、この曲がヒットした最大のポイントは、「和製」ではない本物のR&Bのグルーヴの心地よさを日本語の歌で表現したことにあるのではないかと思います。ボーカルのグルーヴ表現を何となく聴くだけでも十分わかるかもしれませんが、それは譜面的にも説明できます。

 下の表はAメロの歌いだしのリズムを表したものです。1、2、3、4はそれぞれの拍の先頭(表)で「0.5」というのが拍の半分(裏拍)、太字がリズムのアクセントです。ザックリと言うと、最初の小節で言うと「なー な」でタメて、「かい めの」で進む、というリズムになっています。

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