NEW

シーンを活性化するカリスマの系譜ーーAcid Black Cherry・yasuの求心力の源とは?

【この記事のキーワード】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
150123_abc_a.jpg

【リアルサウンドより】

 いつの時代においても、音楽シーンに刺激を与えてきたのはカリスマ性を持ったロックバンドのフロントマンだった。矢沢永吉(キャロル)、忌野清志郎(RCサクセション)、氷室京介(BOOWY)、甲本ヒロト(ザ・ブルーハーツ)。共通しているのは、独創的なボーカルスタイル、独自の価値観、美学に貫かれた生き方によって、熱狂的なファンを生み出し続けていることだろう。現在は大人数のダンスボーカルグループが多いが、強烈な個性を持ったバンドのフロントマンも続々と登場し、シーンを活性化している。

 たとえば1月にニューアルバム『Tree』をリリースしたSEKAI NO OWARIのFukase。精神病院の閉鎖病棟に入院するという壮絶な過去を隠すことなく、繊細で危うい精神性とファンタジックな世界観を共存させた音楽性によって、瞬く間に日本のエンターテインメントシーンのトップにまで上り詰めた彼の存在は、10代~20代を中心に強く支持されている。また新作『35xxxv』で世界標準のモダンヘビィロックを提示したONE OK ROCKのTaka、昨年12月に横浜アリーナで男限定ライブを成功させるなど、同性からも支持されているUVERworldのTAKUYA∞も強力なカリスマ性を持ったフロントマンだ。そして、Acid Black Cherryのyasuもまた、個の力でコアなファンを引寄せ続ける、きわめて稀なアーティストと言えるだろう。

続きはこちら