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日ハム、崩壊危機?コーチを無視する中田翔、斎藤佑樹絶賛の怪、大谷を生かせない首脳陣

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「北海道日本ハムファイターズ HP」より
 前途多難だ。北海道日本ハムファイターズ斎藤佑樹は今年初の対外試合となった2月14日の横浜DeNAベイスターズ戦に、4番手として6回から登板。3イニングを投げ、被安打4、失点2と打たれた。キャンプ初日、栗山英樹監督が「初めて見た時以来の衝撃」と絶賛したものの、往時の面影はなかった。スポーツライターが話す。

「ストレートに威力はなく、ボールが先行しては甘く入ったストライクを痛打されるという、昨年までとなんら変わらないパターンでした。ましてや、DeNAの一軍半クラスに完璧に捉えられていましたから、このままでは開幕一軍すら厳しい状態です」

 高校時代、早稲田実業のエースとして3年夏の甲子園で、田中将大(米ニューヨーク・ヤンキース)率いる駒大苫小牧を倒して優勝。早稲田大学進学後も、4年間で東京六大学野球史上6人目の30勝300奪三振を達成(31勝323奪三振)し、10年秋のドラフト会議で1位指名され、日本ハムに入団。11年の1年目は6勝を挙げ、栗山監督が就任した12年の2年目には開幕投手に抜擢された。だが、この年はケガもあって5勝に終わると、3年目は0勝、昨年は2年ぶりの白星を挙げたものの、2勝にとどまった。

 大卒で5年目を迎える斎藤は、もはや若手ではない。スター性のある投手だけに球団も監督も期待を寄せているが、今年は背水の陣となるだろう。

「栗山監督が『初めて見た時以来の衝撃』と言ったのはリップサービスだと思いますが、もし本気なら見識を疑うところです。そもそも、就任1年目の優勝は、前年までの遺産で勝てたようなものです。そのオフに、野球観の違いから吉井理人投手コーチが辞任し、福良淳一ヘッドコーチはオリックスへ移籍と、選手から信頼の厚かったコーチ陣が2人抜け、選手としてもコーチとしても実績のない人たちが入閣しました。いわば、栗山監督は自分のイエスマンばかりを集めたのです。そして案の定、翌年は最下位に転落しました。昨年、白井一幸、柏原純一という指導者としても実績のあるコーチが復帰しましたが、チームは強かった頃のようなまとまりがありません。いまや主軸となった中田翔は、あるコーチの話にまったく耳を貸さないなど、首脳陣と選手の間に溝は確実にあります」(同)

 二刀流の大谷翔平、復活に懸ける斎藤佑樹など、話題性はあるものの、優勝するにはチームワークが最重要だろう。

「大谷はどちらか一つに絞らないと、このまま中途半端に終わってしまうでしょう。投手だけに絞れば20勝を何年も続けられる素材ですから、チームは優勝できるはずです。チームよりも個人を優先させている栗山監督は、将たる器とは思えません」(同)

 オーナーからの寵愛を受けていることもあり、長期政権が予想される栗山体制。日本ハムの優勝は今年も厳しいか。
(文=編集部)