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ジャニーズ事務所の悪評 視聴率悪ければテレビ局に対し怒り、良ければ「ウチのおかげ」

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東京・港区のジャニーズ事務所
 現在、ジャニーズ事務所所属タレントはほとんどの時間帯でテレビ出演をしており、その番組も歌番組に限らずバラエティ、ニュース、情報と多岐にわたっている。もはやテレビ番組はジャニーズなしでは成立しないのではないかと思われるほどだが、テレビ局関係者が語る。

「今のテレビ視聴者は40~50代が中心で、かつ主婦層など女性が多数を占め、男性のテレビ離れに拍車がかかっています。そのため、ジャニーズタレントの需要はますます増えています。『SMAP×SMAP』『VS嵐』(共にフジテレビ系)、『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)といったジャニーズタレントの冠番組は、視聴率も良いですからね」

 また、連続テレビドラマでもジャニーズタレントが主演を務めるケースは相変わらず多い。

「主演がジャニーズタレントの場合、共演女優の選定にもジャニーズ事務所の意向が強く反映されます。言ってみれば、『ジャニーズの、ジャニーズによる、ジャニーズのためのドラマ』になります。これで数字が良ければ文句も言えませんが、一部を除けば、連ドラではそこまでの視聴率には達しないケースがほとんどです。かといって、自局のあらゆる番組にジャニーズタレントが出ていますから、ドラマ部だけ独立して『ジャニーズを使わない』とは言えないんですよ。要するに、仮に連ドラで数字が取れなくても、事務所側が『だったら、あのバラエティにはウチのタレントはもう出さない』などということになりかねませんので、一部門の局長クラスでも事実上決定権を持てないのが実情です」(同)

 もちろん、こうした歪んだ構造に現場の製作スタッフ陣は疑問を抱いている。

「たとえば、ジャニーズタレント出演番組の視聴率が悪いと、我々局側が事務所側からすごく怒られるのです。もちろん、ごもっともなことですし、数字が上がらないのはスタッフの責任だと思います。でも、視聴率が良ければ、事務所側は『ウチのタレントのおかげ』という態度を取る。そして何か問題が起きれば、事務所側から『もうウチのタレントを出せない』などと言われてしまう。そのため、テレビ局内には『今のジャニーズ一辺倒の風潮をなんとかしたい』と思っている関係者は数多くいます。少なくとも、現在のジャニー喜多川社長&メリー喜多川副社長体制が変われば、局側も確実に事務所に対する姿勢を変えてくると思います。まだ先の話になると思いますけどね」(別のテレビ局関係者)

 テレビ局内には、ジャニーズ事務所に対するさまざまな思惑がうごめいているといえよう。
(文=編集部)