NEW

20年目の東京地下鉄サリン事件~取り残されたままの医療的な課題とは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

健康・医療情報でQOLを高める~ヘルスプレスより】

new_sarin001.jpg
あの大参事から20年shutterstock.com

 13人が死亡し、およそ6300人が被害を受けた「地下鉄サリン事件」は3月20日で20年を迎える。

「オウム真理教犯罪被害者支援機構」は2月24日、地下鉄サリン事件の被害者を対象にしたアンケートの結果を発表。回答をした被害者299人のうち3割で心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状を訴え、さらに多くが目の症状を中心に異常があるとしている。アンケートは昨秋、被害者ら計953人に回答用紙を送り、30代以上の被害者299人と家族など18人の計317人が回答した。テロの傷跡は今も多くの人々を苦しめている。

この国はあの痛ましい事件から何を学び取ったのか?

「警察、消防、行政などは非常事態に対して対応強化がなされてきた。しかし、医療対応は置き去りにされたままだ」と指摘するのは奥村徹・警視庁警務部参事。