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Acid Black Cherryの音楽は感情をブーストさせる 最新作『L-エル-』に見るyasuの作家性とは?

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【リアルサウンドより】

 発売初日のオリコン&iTunesチャートで、見事ダブル1位という好スタートを切った、Acid Black Cherry(以下、ABC)約3年ぶり通算4枚目となるアルバム『L-エル-』。その人気の秘密や音楽的な評価については、既に様々なアプローチのもと多くの人々が語っているので、本稿ではアルバム『L-エル-』が描き出した世界――とりわけ、リリースによって遂にその全貌が明らかとなった初回限定盤同梱の“コンセプトストーリーブック”を読み解きながら、ABCというアーティスト目指すもの、そしてyasuというクリエイターの特異性について考えてみたいと思う。

 まず、最初に言っておきたいのは、『L-エル-』というアルバムを、より深く知る――と言うよりも、より多面的に感じるためには、迷わずこのストーリーブックが同梱された初回限定盤を手に取ったほうがいいということだ。実に100ページにも及ぶオールカラーのストーリーブック。アルバム・ジャケットにもなっている、印象的な少女の肖像画をはじめ、数十点の書き下ろしイラストと、びっしり書き記された文字。それは、単なるストーリーブックと呼ぶには、あまりにも見応え、読み応えのある一品に仕上げられているのだった。

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