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誤診で舌を切られそうに "第2の意見"が人生を変えた

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健康・医療情報でQOLを高める~ヘルスプレスより】

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ほかの可能性を探ることで人生が変わる? makaron*/PIXTA(ピクスタ)

 「市民のためのがん治療の会」代表である會田昭一郎さんは、自身が患った舌がんの治療体験を基にして、2004年に同会を設立した。患者一人ひとりの最適な治療の選択をサポートするため、セカンドオピニオンの斡旋相談や、がん治療に関する普及啓発活動、医療環境整備の政策提言などを行っている。

インターネットの普及とともにセカンドオピニオンも一般的に

 あなたは治療を受ける際、「本当にこの治療法でいいのだろうか」と不安に思ったことはないだろうか。主治医の説明に納得して信頼もしているが、重大な決断を迫られたとき、「ほかの先生の意見も聞いてみたい」と思うのは当然のことだ。

 現在診療を受けている担当医とは別に、違う医療機関の医師に「第2の意見」を求めることを「セカンドオピニオン」と呼ぶ。日本では、セカンドオピニオンが一般的なものとして認知されていなかったため、「主治医に失礼になるのでは」と遠慮がちだった。

 舌がんを宣告されてから、インターネットで国内外の治療情報を集めて検討した會田さんは、「無知とは恐ろしいもの。そのなかで役立ったのは"国際標準治療は何か"でした。おかげで、放射線科で一次治療を受けて成功。化学療法を行わずに済み3週間後に職場復帰。特に障害も残りませんでした」と振り返る。