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DeNA・セカンド石川は聖域?打てない、走れない、守備も雑…CS狙う最大の弱点か

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横浜DeNAベイスターズの石川雄洋(「Wikipedia」より/ぽこ太郎)
 中畑清監督が就任してから4年目のシーズンを迎えるプロ野球横浜DeNAベイスターズ。今シーズンは3位以内に入り、初のクライマックスシリーズ(以下、CS)進出が期待されている。オフには、最大の懸案事項だったユリエスキ・グリエルの残留が決定し、手薄だった左のリリーフ陣には、福岡ソフトバンクホークスから岡島秀樹が加わった。

 新外国人のヨスラン・エレラは抑え候補に名乗りを上げ、新人の倉本寿彦は開幕レギュラーの座を十分に狙える位置につけている。そんな、各ポジションでの競争が激しさを増しているDeNAの中に「謎の聖域」があるという。スポーツライターはこう語る。

「今年はセカンドに固定されそうな石川雄洋です。昨年、石川の打率は2割4分8厘で、チームが苦戦した3~4月に至っては1割9分3厘と低迷しました。さらに、CS出場をかけた勝負どころの9月には27打数連続ノーヒットと絶不調に陥り、1割5分2厘しか打てませんでした。石川は昨年までキャプテンを務めていましたが、チームが苦しい時に打ってこそキャプテンというものです。しかし、これではチームが波に乗れなかったのも仕方ありません。昨年CS出場を逃した戦犯の1人といえるでしょう。また、石川は今まで一度も打率3割に到達したことがなく、俊足という触れ込みのわりに盗塁数は3年連続で1ケタです。守備でも雑な面が見られ、他球団であればレギュラーを剥奪されてもおかしくないでしょう」

 昨年、石川は138試合に出場して539打席に立ったものの、2割5分にも満たない打率はレギュラーとしては厳しい数字といえる。また、一時期は新加入のグリエルにセカンドのポジションを奪われ、慣れない外野手として出場することもあった。

「激戦区の外野では、他の選手を押しのけるほどの力を持っているようには見えませんでした。今年はグリエルがサードに固定されることが濃厚で、石川は1年を通してセカンドで起用されるでしょう。目立ったライバルといえば内村賢介ぐらいですが、内村は昨年わずか4試合しか出場しておらず、今季は二軍スタートです。石川のポジションは、なぜかチーム内の聖域になっているのです」(同)

 2月22日に韓国のサムスン・ライオンズと対戦した練習試合では、7回にアーロム・バルディリスの代走で登場したにもかかわらず、牽制球にひっかかりアウトになってしまった石川。練習試合とはいえ、とても主力選手とは思えないようなお粗末なプレーを見せてしまった。

「今年29歳を迎える石川に、大きな伸びしろがあるとは思えません。1番打者としては四球が少ないうえに三振が多く、出塁率が低いのが問題です。塁に出ても、最近は盗塁を稼ぐわけでもありません。そう考えると、セカンドこそがDeNAの最大の補強ポイントに思えます」(同)

 DeNAにとって、「セカンド・石川雄洋」はなぜか不可侵の領域になっているわけだが、この悪評は石川自身にプレーではねのけてほしいものだ。
(文=編集部)