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荒れる桜花賞、無敗馬3頭を負かす馬?裏情報と完璧な分析で過去6年5回的中のプロ予想

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第72回優勝馬ジェンティルドンナ(「Wikipedia」より)
待ちに待ったG1シーズンの開幕

 今週から日本中央競馬会(JRA)が主催する中央競馬は、怒濤のG1シーズンに突入する。桜花賞、皐月賞、中山グランドジャンプ、天皇賞(春)、NHKマイルカップ、ヴィクトリアマイル、優駿牝馬(オークス)、東京優駿(日本ダービー)、安田記念、宝塚記念と注目レースが目白押しで、競馬ファンにとって待ちに待った春競馬の開幕だ。

 その初戦となるのが、今週末行われる第75回桜花賞だ。今年は3戦3勝と無敗の重賞ウィナーが3頭おり、いずれも実力馬とあって大きな注目を集めている。また収得賞金額を見ても下級条件馬の出走は厳しく、全体的にハイレベルな傾向にあると見ていいだろう。

 桜花賞は3歳牝馬クラシック戦線の初戦となるレース。桜花賞、オークス、秋華賞の牝馬クラシック3レースを制した馬は過去にスティルインラブ、アパパネ、ジェンティルドンナの3頭しかいない。ちなみに、秋華賞設立以前はエリザベス女王杯を牝馬3大レースに数えており、メジロラモーヌがその3冠を達成している。

 過去の桜花賞馬で最も活躍した馬を挙げるなら、第72回の優勝馬ジェンティルドンナをおいてないだろう。

 牝馬3冠を制しただけでなく、3歳牝馬でありながら古馬(4歳以上)と牡馬の強豪が集うジャパンカップにも勝利し、史上初の4冠を達成した。翌年にはジャパンカップ史上初の連覇を達成し、海外遠征でもドバイシーマクラシックで優勝、そして引退レースとなった2014年第59回有馬記念も勝利し、有終の美を飾ったことは記憶に新しい。G1レースを7勝し、獲得総賞金はテイエムオペラオーに次ぐ歴代2位、牝馬1位となる17億2603万400円を記録。まさに記録にも記憶にも残る名馬なのである。

 桜花賞は、過去にさまざまなドラマがあったレースとしても語り継がれており、よく話題となるのは、第51回で5着に敗退したイソノルーブルだ。イソノルーブルは桜花賞まで重賞2勝を含む5戦5勝の無敗だったこともあり、当日は単勝2.8倍の断然の1番人気に支持された。

 しかし、レース直前になって落鉄(蹄鉄が蹄から外れること)し、レース前に装蹄師が付け直そうと試みたが、気性の荒いイソノルーブルが激しく抵抗したため装蹄できず、結果蹄鉄を付けないままレースに挑み、同馬は5着に敗退してしまったのである。競走馬の蹄鉄は人間にとって靴のようなものともいわれており、4本脚のうち一本だけ蹄鉄を付けなかったことがレースに影響したとの指摘もある。そして、JRAが装蹄できなかった事実をアナウンスしなかったことで損害を受けたとするファンが裁判を起こす事態にまで発展した。

 このレースで敗退したイソノルーブルは、次のオークスで人気を落としながらも見事勝利し、雪辱を果たした。その後、一戦走ったのちに故障が判明して引退。「あの時、蹄鉄を履いていれば」と悔やむ声はいまだに聞かれる。

 今年の桜花賞は、「ジェンティルドンナを超える」と下馬評の高い無敗馬ルージュバックを筆頭に、ハイレベルで個性的なメンバーが出走を予定している。