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菌に敏感になりすぎて病気に? 消毒・除菌・殺菌に潜む落とし穴

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健康・医療情報でQOLを高める~ヘルスプレスより】

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過度な除菌・殺菌剤の使用は免疫力を低下させるだけ shutterstock

 すり傷や切り傷ができたら、消毒薬を塗り、絆創膏やガーゼで覆うことが常識だった。消毒薬が傷口にしみても、泡が立つ様子を見て「効いている」と安心していた人もいるだろう。しかし最近、消毒薬の傷口への使用が身体の免疫力を弱めることが明らかになり、従来の認識が覆されようとしている。

 血液中の白血球は、免疫機能の中心的存在である。何らかの理由で傷ができると外部から体内にばい菌などが侵入しようとするが、傷から血が流れるのは白血球がそれを防ごうとするからだ。また、血中の血小板は出血を止める役割を果たす。このように、消毒薬がなくても、すでに身体には傷を治すメカニズムが整っているのだ。