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「俺について来い」は時代遅れ? 「新米リーダー」に贈る、現代のリーダーに必要な力とは

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※画像:『負けない作法』著:岩出雅之、森吉弘/集英社

 この4月から、部下を束ねる立場になったり、プロジェクトマネジャーとしてチームを率いたりする立場になった人もいるはず。そんな「新米リーダー」は、リーダーとしてどのように振る舞えばいいのか、何をすればいいのか、迷っている頃かもしれません。

 リーダーとして自分なりの方法を見つけていくのは、これから少しずつ進めていけばいいと思いますが、まずは「今のリーダーに必要なこと」を学んでみませんか。

 たとえば、帝京大学ラグビー部を率いて、現在全国大学選手権6連覇中の名将・岩出雅之さんは、著書『負けない作法』(集英社/刊)に収録された同校准教授の森吉弘さんとの対談で、リーダーに必要な力として、こんなことを語っています。

■今のリーダーは「段取り」が大事

 リーダーに必要な要素は、昔と今とでは変わってきているそうです。

 岩出さんが現役時代のリーダーと言えば「俺についてこい!」タイプが全盛。しかし今は、こういうタイプはメンバーから拒絶されがちなのだとか。

 「俺についてこい!」タイプも「背中で引っ張る」タイプももはや時代遅れ。こうしたわかりやすいリーダーシップよりも、「段取り」がしっかりできるマメさの方が、今のリーダーには必要だと岩出さんは言います。

 やるべきことは、上から指示や命令を出すことではなく、多様な意見を吸い上げること。そして、それらをいかに上手に取りまとめられるかが今のリーダーの腕の見せ所だと言えそうです。

■どんなリーダーにも絶対必要な力

 ただ、岩出さんは「人の数だけ、リーダーのタイプがある」とも言います。

 その意味では「段取り力」も「マメさ」も、それだけがリーダーの必須条件というわけではなさそうです。

 では、どんなタイプのリーダーであっても欠かすことのできない力とは、どんな力なのでしょうか。

 岩出さんは、この問いに対して「ピンチを乗り切る力」と答えます。

 本当に絶体絶命のピンチになると、ほとんどの人はパニックになって冷静な思考力が失われてしまいます。自分のチームのメンバーがそんな状態になりかけている時に、いかに安心感を与え、冷静さを取り戻させるか。これこそが、リーダーに必須の力なのです。

 この力は、持って生まれた能力などではなく、普段からどのようにメンバーと接しているかという「日常のふるまい」からこそ生まれるもの。

 ピンチの時、余裕がない時にパニックになりかけている人間は、人の話など耳に入りません。そういう状況でも話を聞いてもらえる人になる。つまり日頃からメンバーといい関係を築き、「あいつっていいヤツだよね」と周囲から思ってもらえることこそが、今のリーダーに欠かせないことなのです。

 今の時代のリーダーとして、成果を出すためにやるべきことは何か。

 現代の名将が勝負事で「負けない」ための作法について語っている本書を読めば、それは自ずとわかってくるはず。自分と自分のチームに最適なリーダーとなるために参考にしてみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)

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※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。